やってみようダニ対策(欠かせない通風・換気)
更新日:令和3年4月1日
通風・換気は住まいの大切な機能です。ポイントは湿気の除去や新鮮な空気の取り入れです。
結露とダニ
冬の結露対策の良し悪しが夏のダニ発生に大きく影響を与えます。結露がたたみやカーペットで発生した場合、結露水が吸収されてしまい気がつかないことがあります。押入れのふとんに発生した結露は、ダニの増殖を助けることになります。寒さに弱いダニも、十分な湿気があることで冬を生き延びることができます。冬を生きたダニは、暖かい季節を迎えると大量発生します。特にヒョウヒダニはこの傾向が強いのです。結露で発生したカビは、ダニのえさになります。
窓や換気扇・給気口の活用
窓を開け放つことで、室内の相対湿度は20~30%も減少します。換気扇の運転時間は「ちょっと長め」がコツ。バスルームは朝までかけっぱなしにすることで壁面が乾き、カビ発生予防になります。換気扇を効果的に機能させるためには給気口や窓を開けておく必要があります。
あると便利湿度計
ダニやカビの繁殖は湿気が大きく影響します。湿度の変化は人の感覚ではとらえにくいので、湿度計を利用するのが便利です。ダニ対策には冬期の相対湿度を60%を超えないように保つのが理想的です。
お問い合わせ
品川区保健所生活衛生課環境衛生担当
電話:03-5742-9138
FAX:03-5742-9104