女性起業家の創業を支援「ウーマンズビジネスグランプリ2012in品川」初開催

更新日:平成24年3月4日

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3月4日(日)、きゅりあん(大井町駅前)で、女性起業家を対象としたビジネスコンテスト「ウーマンズビジネスグランプリ2012in品川」が行われました。

品川区では、平成22年8月に「武蔵小山創業支援センター」を開設するなど、商業、サービス系産業等の創業支援を行っています。「ウーマンズビジネスグランプリ」も、創業支援を推し進める一環として行ったもので、今年が初開催です。対象は、区内および品川近隣でこれから起業、もしくはすでに起業した女性で、来年度からは地域を限定せずに全国から募集します。

コンテストの開催を通して、女性の起業の可能性について広く周知し、女性起業家輩出のすそ野を広げること、及び、優れたビジネスプランを発掘して適切な支援を行うことで、女性企業家の成功事例を輩出します。また、優れたアイデアを持つ女性の区内での起業を支援することで、区内産業の活性化を見込んでいます。

この日行われた、ファイナリストによるプレゼンテーションでは、「アクティブシニア向け人材派遣業」や「学校のこどもたちをつなぐ安心安全なSNS運営」など、社会問題を意識したプランや、「ワンピース・ドレスに特化したオーダーメイド販売」など、女性ならではのプランが発表されました。

グランプリに輝いたのは、「障害者、そのお母さんのためのヘアメイク付写真スタジオ」のプランを発表した一本木えみこさん。入賞者は、武蔵小山創業支援センター・チャレンジショップへの入居や、創業に向けての専門相談や各種セミナーなど、優先的かつ手厚い創業支援を受けることができます。また、区内商店街の空き店舗についても優先的に案内するなど、区内への積極的な創業支援を実施します。

表彰式に続いて、山田副区長は「このグランプリが、第2回、3回と続いて、全国規模のコンテストに広がっていくことを心より祈念します」と挨拶。最後に「創業の際は是非、品川の地でお願いします!」と話すと、会場から大きな拍手が寄せられました。