第1回スポーツ鬼ごっこ全国大会in大井町開催

更新日:平成24年11月24日

第1回スポーツ鬼ごっこ全国大会in大井町
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しながわ中央公園多目的グラウンド(西品川1-27)で、11月23、24日の両日、スポーツ鬼ごっこ初の全国大会「第1回スポーツ鬼ごっこ全国大会in大井町」が行われました。茨城、山梨など関東近県から38チーム、6歳~50歳まで約430人が参加しました。

これは、総合的な大井地区のまちづくりを推進しているNPO法人まちづくり大井と一般社団法人鬼ごっこ協会の共催で行われたもの。同競技が全国に広まるにつれ、全国大会開催の要望が高まり、区内のすまいるスクールや少年少女サッカーチームにスポーツ鬼ごっこを伝えた同NPOが、初めての全国大会を大井で開催するに至りました。

スポーツ鬼ごっことは7人制で行われ、両手で相手にタッチされないようにして相手陣地の宝を奪う競技。タッチされたらスタート地点に戻って再始動し、1試合5分ハーフで行われます。ルールは至ってシンプルですが、同NPOの加藤雅之事務局長は「ルールを聞いたら子どもから大人まで誰でもできるスポーツ。ただ、運動神経があれば勝てるものではなく、作戦をたててチーム内でコミュニケーションをとらなければ勝てない」とスポーツ鬼ごっこの魅力を語りました。

今大会は小学生低学年、高学年、一般(中学生以上)の3部に分けて、2日間で91試合が行われましたが、試合中はほぼ途切れることなくゲームが進行するため、かなりの運動量となります。「元々は小児肥満対策として考えられた競技。球技ではなかなか続かない子も、自陣での動きから参加できる。子ども同士で積極的にコミュニケーションを図るようになりますよ」(加藤事務局長)と、肥満解消、体力向上のほかにコミュニティづくりにも効果があるようです。

大会に参加していた小学生の母親は「(用具をそろえなくても)すぐにチームに入れるし、複雑なルールもなく分かりやすいので、観ていて楽しい」と我が子の動きに一喜一憂していました。今後のスポーツ鬼ごっこについて、加藤事務局長は「もっと区内の小学生に広めていきたい」と話していました。