中延EXPOで商店街がランウェイに

更新日:平成25年10月15日

中延EXPO ファッションショー
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~330メートルアーケードで商店の廃材を利用したファッションショー開催~

中延商店街周辺で、3日間開催された“マチの文化祭”「中延EXPO」の最終日となった10月14日(月)。330メートルある商店街をランウェイに見立て、ファッションショーが行われました。

中延EXPOは、1年半前に空きビル利用して、ビル型共同アトリエ「インストールの途中だビル」(戸越6-23-21)をオープンした、同ビルの事務局が主催。
現在15組30人の美術家、演劇団体、デザイナー、靴職人などが活動しており、中延EXPOを通じて区民、商店街、アーティストが交流することで、中延への愛着づくり、地元商店街の活性化やクリエイターの活動拠点化とすることなどを目的としています。中延EXPOは、区全体の活性化に役立つと認められ、平成25年度品川区地域振興基金を活用した区民活動助成対象事業にもなっています。

ファッションショーには、大人5人、子ども10人のモデルが出演し、商店街の端から端までを1往復。衣装は、中延商店街の喫茶店、金物屋、家具店、和菓子屋、宝飾店の5店から廃材などを提供されました。この日までにそれぞれ4回のワークショップを重ね、染物用に出がらしのコーヒー、鍵、コサージュ用の木くず、衣装にアクセントをつける小豆、指輪の型によって衣装が完成。子ども用にはマントを作成しました。
中延のアーケード街は「中延スキップロード」と名付けられていることから、ショーではスキップを織り交ぜ、この日のためにつくったオリジナル中延ソングにあわせて練り歩きました。異例の場所でのファッションショーに、買い物客も驚きながら写真撮影を行い、人だかりができていました。

また、前日13日には、同ビル全体を利用し「夜のバザール」と称した一夜限りの手づくり&アート市が開催。今日14日は「焼き鳥屋さん体験!焼き鳥を焼いてその場で食べよう!」や「親子で“オリジナルどらやき”クッキング教室」など、商店街ならではのイベントも。焼き鳥初体験の牧浦羽南ちゃん(6)は、ぼんじり(タレ)2本という渋いチョイスをし「(焼くのは)熱かったけど、おいしかった。(自分で焼くと味が)いつもと違う」と笑顔を見せていました。