しながわECOフェスティバル2014

更新日:平成26年5月25日

~楽しみながら環境について考える~

5月25日(日)、品川区役所前のしながわ中央公園(西品川1-27)で、「しながわECOフェスティバル2014」が開催され、約2万5,000人が会場を訪れた。

このイベントの企画・運営は、区内の事業者・民間団体・学校を中心とする「環境活動推進会議」が主体となって行った。楽しみながら環境問題に対する関心を高め、学び、行動につなげる契機とすることが目的。しながわ中央公園での開催は10回目となる。

この日は過ごしやすい陽気で、模擬店や物産展、各団体のブースに人だかりができた。公園会場における全使用電力については、廃油を再利用したバイオ燃料を使った自家発電によって賄った。また、間伐材、端材の割りばし、ごみ量が少なくなる回収型の容器「リ・リパック」を使用し、「ごみゼロ」を目指している。

 今年から設けられた環境体験コーナーでは、不用になったものを使っての作品づくりや、子ども向けの環境学習などを行い、来場者は実際に体験していた。公益財団法人「日本野鳥の会」のブースでは、野鳥のヒナを題材とした紙芝居を子どもたちに披露。巣から落下したヒナを危険だからといって保護すると、親鳥と引き離してしまうことになるといった、自然のしくみを理解させることで、自然環境の大切さを伝えていた。紙芝居を見終わった子どもたちは「知らなかった。(ヒナは)拾わないで見守ってあげないとね」と話していた。

 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックで、品川区が会場となっているホッケーとブラインドサッカーの体験コーナーを会場内のグラウンドに設置。ブラインドサッカーでは、目隠しをしてガイドの指示に従ってボールを追いかけたが、初めての経験にうまく蹴られないシーンが続出していた。そのほか会場と隣接する中小企業センターでは、「中小企業センターまつり」(24、25日の両日)が同時に開催された。

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