荏原第五地区総合防災訓練(2014)

更新日:平成26年11月11日

11月9日、豊葉の杜学園のアリーナで、荏原第五地区の総合防災訓練が行われました。

突然の大雨により急きょ縮小しての実施となりましたが、各町会から200人が参加したほか、豊葉の杜学園生徒126人・大崎高校防災活動支援隊13人・二葉すこやか園・ゆたか児童センターなど、合せておよそ500人が集まり、地域全体で訓練に取り組みました。
荏原第五地区総合防災訓練 整列
豊葉の杜学園 生徒整列ラジオ体操上田本部長による訓練開始宣言来賓

日本赤十字社による講話「避難所で役立つ知識」

今年は日本赤十字社にご協力いただき、まずは参加者全員で講話を聴きました。
東日本大震災などの経験を例にあげ、避難所生活の実態や、いざとなった時にどのような事ができるかなど、避難所で役立つ知識を話してくれました。
避難所で役立つ知識避難所で役立つ知識

アリーナでの訓練(ガスメータ復帰訓練・スタンドパイプ取扱訓練、応急救護訓練、避難所で役立つ知識)

講話の後は3色の旗に分かれて、順番に訓練を回ります。

この日はアリーナで、日本赤十字社の指導のもと毛布を使ったガウンの作り方を学ぶ「避難所で役立つ知識」や、東京ガスに指導いただいた「ガスメーター復旧訓練」など、新しい訓練を実施。

また、荏原消防署・荏原消防団・消防ボランティアの指導のもと、AED訓練機をつかった「応急救護訓練」や「スタンドパイプの操作体験」なども行い、コンパクトながらも密度の濃い訓練ができました。
毛布でガウンを作る訓練毛布でガウンを作ってみる応急救護訓練 指導AEDを使って訓練三角巾を使った訓練スタンドパイプ取扱訓練スタンドパイプ 操作説明訓練視察

給食訓練

地域センターの第一集会室では、荏原第五地区の特徴である給食訓練を実施。
今年は残念ながら縮小となったため、豊町4丁目町会の給食班6人、豊葉の杜学園から16人が参加して600個のおにぎりをにぎりました。
給食訓練給食訓練豊葉の杜学園生徒 給食訓練炊き出しの様子
最後に、濱野区長、樋口隆司荏原消防署長、松澤利行荏原消防団第五分団長、上田荏原第五地区防災協議会会長から講評を受けました。

濱野区長からは「雨天のため、急きょ屋内での実施となりましたが、かえって普段は体験できないような訓練を、じっくりできたように思います。皆さん本当にお疲れ様でした」と、激励の言葉をいただきました。
お問い合わせ

荏原第五地域センター
 電話:03-3785-2000
 FAX:03-3785-2016