駅前でサンバ、リフティング大会 五反田ブラジル祭初開催

更新日:平成26年7月12日

~サッカーW杯決勝・3決を前に街がブラジル一色に~

7月12日(土)、JR五反田駅東口のロータリーを特設広場として、「五反田ブラジル祭」が初開催された。サッカー・ブラジルW杯の決勝(14日)、3位決定戦(13日)を前にサンバ、ブラジリアン柔術演武、リフティング大会など、南米の熱気が五反田に押し寄せた。

このイベントは、2020年東京五輪・パラリンピックで訪日客増加を見据え、国際色豊かなイベントで“国際都市”をPRしようと、地元商店街の五反田仲通り共栄会と五反田駅前商店会が主催。同日はブラジルW杯決勝直前で、近隣に在東京ブラジル総領事館(後援 東五反田1-13-12 2・3階)があることも縁となって「ブラジル」と「サッカー」をテーマとした祭りが、初めて開催された。

 公道上に設けられたステージやイベントスペースでは、リオのカーニバルを思わせるサンバが披露され、他にもブラジリアン柔術、カポエイラの演武などブラジル色が全開。小学3~6年生を対象としたリフティング大会も予選、決勝に分けて開催され、「ブラジル」「サッカー」が融合したイベントとなった。

 飲食店のブースも29出店し、「ゴタンダワールドカップ決勝戦」と題して、13の南米系飲食店と、地元五反田の商店街から16の飲食店が軒を連ねた。ブラジル総領事館もブースを出展しており、ブラジル料理を販売。同領事館職員の藏貫クラウディア理奈さん(42)は「初回ということでどうなるんだろうと思っていましたが、すごい反響が良かった。これからも品川区のお祭りに参加して交流を深めていきたい」と話した。

 同祭実行委員会の鶴井正博委員長は「五反田駅前で初のイベントを大成功に収められて大変うれしい。毎年、世界の祭典を行って盛り上げていきたいと思います」と、今後も五反田を拠点とした国際色の発信に努める構えだった。

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