鮫浜小学校 津波避難施設への避難訓練

更新日:平成26年11月10日

~近隣の民間マンション8階へ~

地震に伴い津波が発生した想定の避難訓練が11月10日(月)、区立鮫浜小学校(東大井2-10-14)で行われ、近隣マンションで津波避難施設である「東大井スカイハイツ」の8階に避難した。

区では、民間マンションや企業ビル、ホテルと津波避難施設の協定を締結することで、住民の緊急的で一時的な避難場所の確保を推進している。津波避難施設は、津波警報もしくは大津波警報発表時に、高台までの避難が困難な時など時間的余裕が少ない場合、誰でも同施設の廊下などの共用部に避難できることになっている。

同マンションは、今年3月27日に区と津波避難施設の協定を締結しており、今回の避難訓練にも協力した。訓練は大地震が発生したという想定から開始。まず校庭に避難した全校児童139人は、先生から「津波が来るという情報が入りました。東大井スカイハイツに避難します」と説明があった後、正門から20メートルほどの位置にある同マンションに早足で移動した。

マンション敷地内に入ると非常階段を使って8階まで上り、待機場所となる廊下などの共用部へ避難。帰りはマンション内の階段を静かに下りた。訓練後、同校の菊地校長は「『津波が来る』ということになったら東大井スカイハイツに避難します。8階は君たちの命を守ってくれるのに十分な高さです。学校にいる時、君たちの命は先生たちが守ります」と、必ず津波から守ることを児童たちに伝えていた。

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