品川区立「杜松ホーム」落成式・内覧会

更新日:平成26年11月26日

11月25日、旧杜松小学校の校舎を活用した高齢者福祉施設「杜松ホーム」の落成式が行われました。

この日は荏原第五地区の町会長の皆さんや、区内社会福祉法人・民生委員協議会・消防団の代表、豊葉の杜学園校長、「ありがとう杜松133の会」会長、「杜松小学校同窓会」会長、厚生委員会の皆さんなど、およそ50人が参加。

式典では主催者である濱野健区長より挨拶した後、来賓からお祝いの言葉をいただきました。
荏原第五地区連合町会長の上田会長は「建設にあたりましては、品川区ならびに指定管理者の若竹大寿会様が、地元と長い時間をかけて協議をしていただきました。シンボルの銀杏を残していただいたこと、地域開放施設を作っていただいたこと、防災機能を継続していただいたことなど、地元を大切に思ってくださる気持ちに、改めて感謝を申し上げます」と話していました。
杜松ホーム外観区長あいさつ上田会長あいさつ津田総合施設長あいさつ

内覧会

開所式の後は、施設内を見学して回りました。

1階には主に地域開放のスペースと、グループホームの施設があります。こちらの部屋には、一緒に居住する人と交流し、様々な趣味を楽しむための設備が揃っていました。

いざ2階へ、というところで皆さんが驚かれたのは、杜松小学校の階段が当時の姿のまま残っていたこと。新しい綺麗な施設の中にかつての風景が広がっており「懐かしいなぁ」と感動の声をこぼしていました。
グループホームのお部屋見学グループホームでできることグループホームのお部屋懐かしい杜松小学校の階段
2階と3階には、ショートステイや本入居など、様々なケースに対応して設計された部屋があり、それぞれ職員の皆さんが案内。どの部屋にも細かな気配りがされていました。
皆さん明るく丁寧に紹介してくださり、施設を運営管理する社会福祉法人若竹大寿会の竹田一雄理事長の理念「笑顔とあいさつ」を、肌で感じることができました。
ショートステイのお部屋見学入居スペース見学施設内の見学入居スペース
これらの施設は、用途に合わせて6つのユニットで構成されています。

それぞれに名前がつけられており、
1階は、地面に面していることから「空ユニット」「海ユニット」
2階は、地面にかかっているイメージから「虹ユニット」「光ユニット」
3階は、地面のはるか上にあるイメージから「月ユニット」「星ユニット」

どのユニットも、親しみやすくどこか暖かさを感じられるつくりになっていました。
交流スペース交流スペースで絵を描く交流スペースで書道

祝賀会

内覧の後は、今後地域交流スペースとして開放される「のんき庵」にて祝賀会が行われ、まず山田恵美子副区長と石垣修一若竹大寿会本部長より挨拶がありました。

また豊町四丁目町会の唐澤英行会長より「私の子どもも三人卒業している杜松小学校の跡地に、このような立派な施設ができたことを嬉しく思います」と、お祝いの言葉をいただきました。
山田副区長あいさつ石垣若竹大寿会本部長あいさつ唐澤会長あいさつ
品川区立杜松ホームは、12月1日(月)よりオープンします。
お問い合わせ

荏原第五地域センター
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