青空を139匹の鯉が舞う!三木小学校で「こいのぼり上げ」

更新日:平成27年4月18日

区立三木小学校(西品川3-16-28、岸校長)で4月18日(土)、同校の伝統行事「こいのぼり上げ」が行われ、139匹の色鮮やかな鯉が青空へ舞い上がった。

「こいのぼり上げ」は、開校60周年の1983年からPTAや同窓会、地域の方などの協力のもとに始められ、今年で33回目を迎えた。
子どもの日の由来を知り、心身ともに健康になることの大切さを子どもたちに実感してもらおうと、当初、数十匹のこいのぼりから始まったこの行事だが、地域の人から「家に眠っているこいのぼりも一緒に上げてほしい」と寄付されるようになり、在校生が手づくりしたものも合わせて、現在は総勢139匹に。今年も、同窓会や在校生から17匹のこいのぼりが寄付され、新たに仲間に加わった。

はじめに贈呈式が行われ、岸校長はこいのぼりの由来を話し「鯉のように元気に育って、下級生の手本になってほしい」と挨拶し、三木小学校同窓会の小柴会長は「こいのぼり上げは地域でも楽しみにしているので、みんなで一生懸命上げてほしい」と語り、7メートルもあるこいのぼりを児童たちに手渡した。

こいのぼりを空に上げる役目は同校の6年生47人。在校生の父親たちで組織される「父親倶楽部」やPTA、同窓会など約40人の手を借りながら、全長約120メートル(約40メートル×3本)のロープにこいのぼりを取り付け、空へ勢いよく舞い上げた。

風に舞う139匹のこいのぼりに「めちゃめちゃきれい!」「こんなに大きいんだー」と、児童たちは大興奮。児童代表であいさつをした二人は、「不安もあったが無事にこいのぼりを上げることができてうれしいです」「毎年、三木小学校のこいのぼりを見ると1年経った自分の成長を感じることができる」と最高学年としての自覚を胸に、引き締まった表情で話した。

森PTA会長は「みんなが大人になったら、子どもと一緒に三木小学校で、またこいのぼり上げをしてほしい」と笑顔で語った。

139匹のこいのぼりは、5月8日(金)まで校庭の空を優雅に舞い続ける。

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