“品川産業支援交流施設(SHIP)”の開設記念式典を開催

更新日:平成27年5月22日

区は5月22日(金)、通称名を"SHIP(シップ)"とする「品川産業支援交流施設」(北品川5-5-15)のオープニングセレモニーを、現地にて盛大に開催した。

濱野区長をはじめ、これまで区とともに再開発を進めてきた北品川五丁目第1地区市街地再開発組合や、近隣町会、地元区議会議員、産業関連団体、産学連携の関係者等、約140人が出席した。
冒頭、濱野区長が「“シップ”という船を大海原にこぎ出し、次世代の新しい産業を育成する拠点としたい」とあいさつ。引き続き、来賓を代表し、関東経済産業局 原山正明地域経済部長が「品川や羽田に近い地の利を生かし、次々と新しい面白いものが生まれることを期待しています」とし、一般財団法人 品川ビジネスクラブの理事長でもある産業技術大学院大学 石島辰太郎学長が「学生にとっても大変刺激的な施設であるため、ありがたく活用させていただきたい」と祝辞を述べた。
最後に「SHIP船出までの歩み」と題し、NPO法人ものづくり品川宿の里見泰啓事務局長が施設の開設経緯等を200インチのスクリーンを使い説明した。

同施設は6月1日(月)、テクノロジーとアイデアが融合する新たなビジネス拠点としてオープンする。異分野の企業が交流可能な会員制の「オープンラウンジ」、ベンチャー企業の支援を行う「オフィス」スペース、3Dプリンタ等が導入されている「工房」エリアの他、約460人規模のセミナーや展示会等が開催できる「大崎ブライトコアホール」等で構成される。

明治期から、産業・技術が発展してきた「大崎」には、高い技術力を有する大手企業や開発型中小企業、情報通信企業等が集積している。こうした地域特性を生かし、同施設を各分野が相互に連携し交流・情報交換できる拠点として活用していく。

また、様々な地域・業種の企業を同施設に呼び込み、連携を促進させることで、新産業・新ビジネスを創出していくとともに、成長期にあるベンチャー企業の支援に注力することにより、品川から日本、ひいては世界で活躍する企業を育成し、輩出することを目指す。

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