家庭教育講演会“小中一貫で目指すもの”が大盛況

更新日:平成27年6月16日

平成27年度 第1回 家庭教育講演会が6月16日(火)、「小中一貫で目指すもの~学び続ける時代の子育て~」をテーマとし、スクエア荏原(荏原4-5-28)で開催された。

今回、講師を務めたのは、区が小中一貫教育や一貫校の準備を進めていた当時、指導課長として携わっていた中島教育長。講演会には、区内幼稚園・小中学校・小中一貫校の保護者等の約360人が参加。満席となった会場には、終始、熱心にメモをとる光景がひろがっていた。

第1部は「今日まで ~知ってほしい、品川の教育」と題し、教育長自らの子育てや家事の役割分担などの披露からスタート。「学校選択制」や区独自教科「市民科」の導入をはじめ、全国に先駆け学校教育の質的転換となった「小中一貫教育」の取組み等について、当時の経緯・現状・成果を説明し、アンケート調査結果をもとに、どのように評価されているかを解説した。

第2部のテーマは「明日から~ともに考えましょう!」。学校は、単に知識を学び理解力を深めるだけではなく、集中力を養い、仲間と協力しあい、話し合う場であることなど、学校でなければ学べないことがあること。どのように物事を考え、どのように実行していくかなどの学びが、時代の変化に対応できるよう、これから生きていくための土台づくりとなることなどを力説。また、家庭の教育力の必要性を自覚するきっかけとなるよう、子どもの成長に合わせた子育てのヒントを盛り込んだ冊子「家庭教育ブック」も紹介。最後に、これからの学校運営にあたって、未来につながるよう、地域と一体となった継続性のある“学校づくり”の重要性を力説し、講演会の幕は閉じた。

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