小学生向け国際人育成ワークショップ 3カ国目は“アメリカ”

更新日:平成27年9月12日

3回目となる小学生向け国際人育成ワークショップ「国際プログラム~世界と出逢い、世界とつながる~」の「アメリカ編」が9月12日(土)、南大井文化センター(南大井1-12-6)で開催され、区内在住の小学生23人が参加した。

このワークショップは、平成26年度に「外国人との交流と英語を話す必要性を実感する」をテーマに協働提案事業として公募し、提案のあった放課後NPOアフタースクールと区が協働で実施している。参加する小学生は、外国人講師との交流を通じて異文化(言葉・生活・遊び・食べ物)を体験。来年2月に予定している最終回では、「世界の学びの祭典」と題し、これまで実施した各国の外国人講師と参加した子どもたちが一堂に集い、学習成果のプレゼンテーションを行う。

今回の「アメリカ編」は、6月の「フランス編」、7月の「ラオス編」に続いて3カ国目の開催となる。ニューヨークでジャズ・ミュージシャンとしても活躍するザック先生が講師を務め、スライドを使って、アメリカ合衆国の地理や文化、子どもたちの生活などを紹介。「自由の女神はアメリカのどこにあるでしょう?」などのクイズに答えながら、参加した子どもたちは楽しく学習していた。

続いて、日本のイス取りゲームに似た、アメリカ合衆国の遊び「Hot Potato」に挑戦。この遊びでは、輪になって、じゃがいもに見立てたボールを「Hot Potato」と言いながら隣の人に回していき、音楽が止まった時にボールを持っていた人が輪から抜けることを繰り返し、最後まで残った人が勝ち。ザック先生のジャズをBGMに、子どもたちは夢中になって楽しんでいた。また、英語のじゃんけん「Rock Paper Scissors」も教わり、ザック先生とのじゃんけん大会で盛り上がった。

参加した低学年の女の子は、「アメリカに友だちがいるから会いたくなった。アメリカに行って英語でおしゃべりしたい」と、早く英語を話したそうだった。

今後は、改めて参加者を募集し、「スペイン編」「インド編」などを開催する予定。様々な国について学び、異文化を体験した子どもたちは、国際人としての一歩を確実に踏み出している。

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