大崎第二地区総合防災訓練を実施

更新日:平成27年10月2日

9月19日(土)大崎中学校校庭で大崎第二地区総合防災訓練を実施しました。
快晴の下、地域住民をはじめ児童センター利用者親子、大崎中学校生徒など約900人の参加がありました。

この訓練は震度6の地震発生を想定して行われ、町会・自治会ごとに安否確認を行い訓練会場へ移動するところから始まりました。

体験訓練では主に4つの訓練を行いました。負傷者搬送、応急手当、救助救出、クンレンダー・煙ハウス体験を班ごとにローテーションで体験しました。

また有志による仮設トイレ組み立て訓練と炊き出し訓練も行われました。
仮設トイレ組み立て訓練では、実際にはマンホールを使用して仮設トイレが利用できることも学び、組み立てと解体作業を体験しました。
炊き出し訓練では、釜で炊かれたアルファ化米でおにぎりが作られ、参加者に配られました。
救助救出訓練の様子放水訓練の様子
負傷者搬送訓練では毛布や古着と棒を利用した担架の作り方を学びました。実際に人を乗せて持ち上げ、周りの人と協力して負傷者を搬送する準備までを体験をしました。

大崎第二地区では初めての試みの救助救出訓練が行われました。模擬倒壊家屋から身近にある防災グッズを使い、人形を救助救出する体験をしました。屋根部分に見立てたベニヤ板や野地板をのこぎりで切り、コンクリートブロックをバールで破壊しました。ジャッキで家屋を持ち上げて人形を屋外へ救出しました。


体験訓練終了後には、放水訓練として町会のミニポンプ隊・区民消火隊や大崎中学校ミニポンプ隊による一斉放水が行われました。全体としてきびきびとした頼もしい姿と放水で描かれた大きな弧に、会場から大きな拍手があがりました。

負傷者搬送訓練の様子煙ハウス体験の様子クンレンダーでの消火訓練の様子仮設トイレ組み立て訓練の様子炊き出し訓練でおにぎりをつくる様子放水訓練直前の待機の様子大崎警察署の展示の様子副区長あいさつの様子
大崎警察署による救助救出器具等の展示や、薬剤師会による災害時対策窓口相談コーナーにも多くの方が訪れました。
災害はいつやってくるかわかりません。万が一の非常災害に備え、地域で防災を学ぶ機会の大崎第二地区総合防災訓練に恒例行事としてぜひ参加してみませんか。

事前準備から当日の運営、後片付けにいたるまで、多くの方にご協力していただきありがとうございました。

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大崎第二地域センター
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