高齢者が丹精を込めて育てた「小菊作品展」開催

更新日:平成27年10月23日

品川区高齢者クラブ連合会主催の「小菊作品展」が、10月23日(金)から26日(月)の日程で、しながわ中央公園(西品川1)で開催されている。

高齢者クラブは、60歳以上の区民が町会・自治会を単位に結成された自主クラブで、区内には115のクラブがあり、総会員数は約12,000人である。高齢期を豊かに明るく過ごすために、趣味の活動やレクリエーション、健康づくり活動をはじめ、地域に役立つボランティア活動等を行っている。区内の高齢者クラブの連合組織である、品川区高齢者クラブ連合会では、年間を通じて、ゲートボール大会、輪投げ大会、囲碁大会、福祉芸能大会等を開催しており、「小菊作品展」もその活動の一つである。

本年の「小菊作品展」は通算30回目という節目の開催。出品された小菊は232鉢。苗木のさし芽をしてから、水遣り、施肥、形を良くするための芽摘みなど、皆、心を込めて育て上げられた作品である。審査員による慎重なる審査の結果、本年の品川区長賞は竹村文子さん(大井在住)、品川区社会福祉協議会長賞は倉持美津さん(西品川)、品川区高齢者クラブ連合会長賞は広田よしみさん(豊町)に決定。

品川区高齢者クラブ連合会会長の松崎一雄さんは「苗木のさし芽をしてから、半年間にわたって、皆さんが丹精を込めて育ててきた結果です。小菊作品展に出品することが、会員の生きがいづくりにも一役かっています。ひきこもりがちだった会員が、菊作りを始めて、元気になったり、会員同士の意思の疎通や会の活性化にもつながっています。また、自宅に飾って、地域の緑化にも寄与しています。ぜひ会場に足を運んで会員の力作をご覧下さい」と話していた。

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