ボクシング世界王者田口選手が特殊詐欺KOを訴える

更新日:平成28年2月28日

~JR大崎駅周辺で「特殊詐欺ノックアウトキャンペーン」実施~

「特殊詐欺ノックアウトキャンペーン」が2月28日(日)、JR大崎駅周辺で行われ、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一選手(29)が参加し、特殊詐欺根絶を訴えた。

同キャンペーンは、品川区・大崎警察署・大崎防犯協会の共催。田口選手は、区内にジムを構えるワタナベボクシングジム(西五反田2-5-2)所属で、昨年12月31日に2度目の防衛に成功した。今年1月には、11連続防衛中のWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志選手(36)、2連続防衛中のWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平選手(35)、渡辺均会長とともに区役所を訪れ、濱野健 品川区長へ防衛成功を報告した。
田口選手を含め、同ジムは平成24年10月から品川区の公募する自主的防犯活動団体(注)に加入していることから、今回キャンペーンの主役として白羽の矢が立った。

パレードには、地元区民のほか、濱野区長、品川区の防犯マスコット「しなぼう」、同ジムの練習生14人ら100人を超える人が参加し、横断幕を掲げて約500メートルを練り歩いた。

トークショーでは、濱野区長が「特殊詐欺は残酷な犯罪です。このキャンペーンを通じて、特殊詐欺根絶について区民の皆さまに広く伝えましょう」とあいさつ。渡辺会長は「少しでも役に立てばと思い、トレーニングの一環として、防犯たすきをつけながらロードワークを行っています。今日から、また気を引き締めて取り組んでいきます」と語った。田口選手は、「私は大丈夫と思っている人が一番だまされやすい。少しでもあやしいと思ったら、家族などに相談してください」と力強く特殊詐欺根絶を訴え、全員で「特殊詐欺をKOしよう!」と宣言し、トークショーを締めくくった。

(注)自主的防犯活動団体
品川区が平成24年度から取り組んでいる事業で、ボランティアにより地域に密着した防犯パトロール活動を実施する団体。同ジムではロードワーク時に防犯たすき等を着用し、五反田、大崎、不動前のまちをパトロールしている。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
※写真については、「しながわ写真ニュース」をご確認ください。写真のないプレスリリースもあります。