【事前】4・1 しながわネウボラネットワーク 産後の家事育児支援ヘルパー等の利用助成スタート

更新日:平成28年3月29日

品川区は4月1日(金)、妊娠・出産から育児まで切れ目のない支援を行う「しながわネウボラネットワーク」の一環として、産後の家事育児支援ヘルパー等の利用助成を開始する。

 区は、これまでも、体調がすぐれないなど日常生活に支障がある母親を対象に、育児支援ヘルパーの派遣等を実施してきたが、新たに、出産した母親の心と体のケアにも対応できる家事育児支援ヘルパー等の事業者(法人1社、個人7人)と提携し、各事業者が提供するサービスの利用者に対して、利用費の一部を助成する「産後家事育児支援訪問事業」を開始する。

 同事業は、産後間もない母親が支援サービスを利用しやすい環境を整え、家事育児支援に加え、相談対応や心と体のサポート等を受けることで、母子の安定した愛着形成と育児不安の解消につなげることが目的。区内在住の、出産した方で生後6カ月以内の幼児の母親を対象に、サービス利用時間のうち、1時間につき1,000円を上限とし、年間10時間までの利用費を区が助成する。

 今回、提携した事業者は、一般社団法人ドゥーラ協会から産後ケアの専門家 「産後ドゥーラ」として認定を受けた者か、助産師、看護師、保健師のいずれかの資格を有する法人または個人。事業者によって、家事育児支援のほか、産後ヨガ、ベビーマッサージ、アロマトリートメントなど様々な支援メニューが用意され、利用者は自分に合った事業者・メニューを自由に選ぶことができる。

 また、サービスを利用する場合は、利用者が、インターネットでプロフィールや支援メニューを事前に確認し、直接、各事業者へ申し込むため、窓口での手続き等が一切不要。自宅にいながらスマートフォンで手軽に安心して申し込めるように、産後間もない母親の身体的・精神的な負担を軽減する仕組みになっている。

※こちらの情報は、上記日付による報道機関向けのプレスリリースを掲載したものです。現在の事業等と内容が異なる場合がございますのでご了承ください。
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