大崎高齢者多世代交流支援施設が竣工

更新日:平成28年4月21日

品川区は、従来のシルバーセンターとしての機能を継承しつつも、高齢者利用に限定せず、多世代が利用・交流できる地域に開かれた施設として「品川区立大崎高齢者多世代交流支援施設(大崎二丁目7-13)」が竣工し、4月21日(木)、濱野区長など関係者が参加して落成式を行った。

 同施設は、地上2階・地下1階建ての延床面積699平方メートルで、区内初の高齢者多世代交流支援施設となり愛称名は「大崎ゆうゆうプラザ」。施設の管理・運営は、(社福)品川区社会福祉協議会が担い、地域ボランティアを活用した事業などを手掛けていく。
 高齢者のさらなる健康維持・増進や生きがいづくりの他、主だった事業として“認知症予防教室”や“健康やわら体操”、子育て・若者応援プログラムとして“子育て交流サロン”や“アレルギー等おしゃべり・講演会”など子育て世代をターゲットとしたプログラムも実施することで幅広い世代が集まり参加できる場所を目指す。

 冒頭、濱野区長が「核家族化が進んだことにより、高齢者と子どもなど地縁的なつながりが希薄化していることから、ひとつの建物に幅広い世代が集まり過ごすことは意味があることです。どうぞ存分に利用してください」とあいさつ。引き続き、来賓を代表し、大沢区議会議長が「地域交流の拠点が新たに誕生しました。活気ある場所として栄えるよう願っています」とし、大崎第二地区町会・自治会連合会 矢野会長が「戦後からの大崎地区を見続けてきたが、地域の努力が発展という成果になったと実感しています。この施設を有効活用してこれからも活躍していきたい」と祝辞を述べた。

 施設は5月から開所する。

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