区立学校における生徒の事故について

更新日:平成28年5月10日

すでに報道されておりますように、平成28年5月9日(月)午後7時20分頃、区内公立学校に在籍する8年(中学2年)女子生徒2人が、東急大井町線荏原町駅において、電車に飛び込み、亡くなるという痛ましい事故が発生しました。
 今回の件につきまして、亡くなられた生徒さんのご冥福を心からお祈りするとともに、残されたご遺族の方に対しまして、哀悼の意を表します。
 報道関係の皆様に、現時点の状況について下記のとおり、お伝えします。
               
1.学校の対応
 本日、午前8時40分からブロック集会を実施し、校長から事故に係る報告を行うとともに、亡くなった生徒に対し、黙とうを行いました。
 また、当該学年及び所属していた部活動の生徒一人一人に対する面談を行うなど、心のケアに努めています。

2.教育委員会の対応
 本日は、午前8時30分から、当該校に、品川学校支援チーム「HEARTS」を派遣し、生徒の心のケアを行っています。また、午後6時から、校長連絡会を開催し、情報の共有化を図ります。なお、明日からは、都のアドバイザリースタッフも派遣するなど、学校への人的支援を行っていきます。

3.校長のコメント
 生徒の気持ちの安定を図ることができるよう養護教諭やスクールカウンセラーと連携して組織的な対応に努めています。引き続き、保護者への説明に努めるとともに、保護者と生徒の思いに寄り添った対応を心掛けてまいります。

4.教育長のコメント
 これまでも、さまざまな機会をとらえて生命尊重について指導してきたところです。しかしながら、区立学校生徒の二つの尊い生命が失われたことを重く受け止め、より一層命の尊さを重視する教育を心掛けてまいります。

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