北朝鮮へ核実験に対する抗議文を送付

更新日:平成28年9月9日

 濱野健 品川区長は平成28年9月9日(金)、朝鮮民主主義人民共和国が同日に実施した5回目の核実験に抗議して、国務委員会国務委員長である金正恩氏に、核実験の即時中止と恒久平和の実現を目指すことを強く望む書簡を送付した。朝鮮民主主義人民共和国に抗議文を送付するのは、前回の実験(平成28年1月6日)に続いて5回目。

 抗議文の全文は次の通り。


朝鮮民主主義人民共和国
国務委員会 国務委員長 金 正恩 閣下

日本国東京都 品川区長  濱野 健

 貴国は、9月9日に5回目の核実験を実施しました。
 品川区は、1985年に非核平和都市品川宣言を行い、核兵器廃絶と恒久平和確立を全世界に訴えてきました。
 核による放射能汚染は全人類、および地球環境にたとえようもない被害と苦難をもたらすこととなります。
 ところが、貴国は、累次の国際連合安全保障理事会決議に反して、度重なる核実験、さらには弾道ミサイルの発射を強行しています。
 この行為は、国際社会の平和と安全に対する重大な脅威となるもので、断じて許しがたいものであります。
 貴国の暴挙に対し、厳重に抗議するとともに、世界各国と力を合わせ、恒久平和の実現を目指されることを強く要請します。


 

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