2020年東京五輪ホッケー会場予定地で「ホッケー教室」開催

更新日:平成28年11月12日

~6月から11月まで全5回のホッケー教室 最終回はミニゲーム大会~

ホッケー教室ミニゲーム大会が平成28年11月12日(土)、2020年東京五輪のホッケー競技会場予定地である大井ふ頭中央海浜公園(八潮4-1-19)で開催された。

ホッケー教室は、2020年東京五輪の区内開催競技であるホッケーを、多くの人に知ってもらい、競技に親しんでもらうことが目的。区内在住・在勤・在学でホッケー初心者の小学4年生以上を対象に、6月から11月まで全5回の教室が行われ、東京ホッケー協会の協力のもと、パス、ドリブル、シュートなど基本練習を中心に行ってきた。

最終回となる今回は、これまで4回にわたって練習してきた成果を実践で披露するため、ミニゲーム大会を開催。33人の参加者が、小学生の部4チーム、大人の部4チームに分かれて、それぞれリーグ戦を行った。

グラウンドを走り回って見事なシュートを決めた区立鈴ケ森小学校6年の郡司悠克(はるか)さんは、昨年のホッケーフェスタでのMVP受賞をきっかけに、現在はホッケーチームにも所属しているという。「中学生になっても続けたい。オリンピックを目指します!」と力強く話し、2020年にこの会場に立つ自分の姿を思い浮かべているようだった。

アテネ、北京、ロンドンの3大会に連続出場した元さくらジャパンの藤尾香織さんも会場にかけつけ、「子どもたちが楽しんでプレーすることが、ホッケーの普及につながる。オリンピックが身近な目標になっているようでうれしい」と子どもたちのプレーを見ていた。

東京ホッケー協会の和田明仁会長は、「オリンピックが終わっても、ここにできるホッケー会場をレガシーとして生かし、日本にホッケー文化を根付かせたい。今後も品川区と協力して、ホッケー普及に努める」と力強く語った。

ミニゲーム大会後は、NPO法人メトロ東京ホッケー&アスリートクラブと藤尾さんによるエキシビションマッチも行われ、参加者は迫力のあるプレーに見入っていた。

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