目黒川みんなのイルミネーション2016点灯式

更新日:平成28年11月18日

~昨年の2倍の約42万球のLEDが一斉に点灯する~


 目黒川みんなのイルミネーション2016の点灯式が平成28年11月18日(金)、五反田ふれあい水辺広場(東五反田2-9)で行われた。

 今年で7回目を迎えるイルミネーションは、目黒川みんなのイルミネーション実行委員会が主催し、品川区が後援。桜の名所として有名な目黒川沿いの桜の木を桜色LED電球で染めあげるこのイベントは、街の景観資源を生かした冬の風物詩として定着している。

 点灯式で濱野健 品川区長は、「目黒川がイルミネーションによって多くの人に愛され、地域の活性化につながることに期待をしています」とあいさつ。大崎駅周辺まち運営協議会の渡辺佳英 会長は、「20年間、東五反田周辺のまちの風景が移り変わる様子を見てきました。このイベントも、まちとともに発展していくよう願っています」と地域発展への熱い思いを話した。また、濱野区長、渡辺会長ら13人によって点灯スイッチが押されると、目黒川沿いに設置されたイルミネーションが一斉に点灯。区立御殿山小学校や日野学園の児童たちによる楽器演奏も披露され、点灯式に花を添えた。

 今年は、隣接するエリアで品川区もイルミネーションを主催。同時開催することで、昨年の倍となる約42万球のLED電球が使用され、総延長も約2.2キロメートルに拡大。過去最大規模で冬に桜が咲き光っている。

 LED電球を点灯する電力は、使用済みの食用油を回収・精製したバイオディーゼル燃料を使い100パーセント自家発電で賄う。昨年は近隣の12カ所から約3,400リットルの食用油を回収し、21世紀の課題であるCO2の削減、電力の在り方を見直すきっかけづくりにもなっている。この取り組みは、地域から出た廃食油を電力に活用したサスティナブル(地球環境を保全しつつ持続が可能)として2012年にグッドデザイン賞を受賞している。

 このイルミネーションは、五反田ふれあい水辺広場および目黒川沿道で平成29年1月9日まで毎日楽しむことができる。

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