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小山台保育園で自衛消防力検定合格(荏原第一)

更新日:2017年2月2日

 大地震などの不測の事態に備え、事業所の防災力を高める「自衛消防力検定」が、1月24日に小山台保育園で行われました。
 
 この検定は、木造住宅などが密集する荏原地区の地域特性を踏まえ、3年前から荏原消防署が独自に、事業所を対象に行っています。災害発生時に消火活動や避難誘導、また応急救護など、消防隊が到着する間にできる限り的確な活動を行い、現場の被害を最小限にとどめるための防災行動力の向上を目的としています。

 今年で3回目の受験となる小山台保育園は、昨年に続き上級の検定に臨みました。試験は実技と筆記が実施され、荏原消防署職員が検定者となり、下記の内容で行われました。


 ◆【実技試験】
 
 1.地震発生(各自身の安全を図る)
 2.安全確認(揺れが収まってから周囲の確認)
 3.情報共有(園の放送設備を使用して園内に的確な情報伝達)
 4.避難路確保(適切な避難経路の確保)
 5.火災発生(消火器で初期消火、119番通報)
 6.避難誘導(園児たちを園庭に避難誘導)
 7.応急救護(包帯を使用した怪我の処置)
 8.消防隊への情報提供(消防隊が到着した際に要点を適切に伝達)

 ◆【筆記試験】
  火災発生や119番通報時の行動、消火器の取扱い、応急救護についてなど択一方式
地震発生で各自身の安全を図る様子 被害の様子を情報共有する様子 火災発生で初期消火に当たる様子 避難開始の様子 子どもたちを園庭に避難誘導する様子 怪我をした子の応急救護に当たる 到着した消防隊へ情報提供する様子 筆記試験の様子
 小山台保育園では、検定前に訓練を重ねて本番に臨みました。その成果もあり、当日の試験では「大きな声が出ていて指示が適切だった」、「119番通報の対応も落ち着いていた」など、消防署職員から高い評価を受けました。
 一方で「例えば調理室で火災が発生した場合には、通報の際に『調理室から出火しました』ではなく、『1階調理室から出火しました』というように、何階のどこから発災しているかというところまで詳細を伝えることが重要」というアドバイスも受けました。

 検定試験に臨んだ新人保育士は「実際の検定では緊張しましたが、毎年練習を積んでいったら、いざという時に動けると思います」と話していました。


 小山台保育園は今年も上級の自衛消防力検定に合格し、後日、荏原消防署の舘憲一課長から合格証が手渡されました。
荏原消防署より合格証が手渡される様子 合格証を手にする園長先生 荏原警察署と園の職員 小山台保育園の園児たち
 小山台保育園園長は「園児対象の避難訓練は毎月行っていますが、これまで災害時に保育士がどのように動くべきかが具体化されていなかったので、この検定試験でそこが強化されたと思います。また、消防署の方が実際に指導してくれるので、火災報知器の操作や周囲への連絡方法など、的確な対応の仕方を経験できる点も良いと思います」と話していました。

 荏原消防署では、こうした自衛消防力検定を継続して受験することで、災害発生時の緊迫した状況においても、迅速かつ確実に対応できるものと考えています。特に、保育園や病院、老人ホームなど自身の力ではなかなか避難できない方が多い施設では、自衛消防力を身に付けた現場の人間が指揮を執り、被害の拡大防止に努めて欲しいと話しています。
 
 この自衛消防力検定は、一定の設備などを備えた事業所ならばどこでも受験できるそうです。

 ●詳しいことは、【荏原消防署予防課・自衛消防担当(03−3786−0119)】までお問い合わせください。

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