迫力満点!車いすバスケットボール ~ パラリンピック啓発講演会・体験会 ~

更新日:平成29年3月4日

品川区は平成29年3月4日(土)、品川区制70周年を記念し、パラリンピック啓発講演会・体験会を区立戸越体育館(豊町2-1-17)で実施した。

 これは、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、区内全体の機運を高め、車いすバスケットボールを通じて障害者スポーツへの理解を深めるのが目的。今回、抽選に当選した約180人が参加した。
 開会セレモニーでは、濱野 品川区長が、「以前、車いすバスケットボールを拝見し、その迫力に驚きとても感動したのを覚えています。今回、皆さんがこの講演会・体験会を通じ充実したひと時をすごしてください」とあいさつした。

 講演会は、車いすバスケットボール元日本代表の三宅 克己(みやけ かつみ)選手と神保 康広(じんぼ やすひろ)選手を講師に招き、“己を信じ、行動する大切さ”をテーマに「夢をあきらめないこと」を中心にトークセッションを行った。

 車いすバスケットボール体験会では、講演会参加者の中から32人が参加した。まずは、パラリンピックへの出場経験のある両選手が模範プレーを披露。車いす同士が激しくぶつかりあうと、参加者はその迫力に驚きを隠せない様子。華麗なシュートが決まりネットを揺らすと、会場には大きな拍手が鳴り響いていた。
 特別ルールで“第1回品川区杯車いすバスケットボール大会”4試合が開催。実際に、車いすに乗りドリブル、パス、シュートを体験した中学生からは「車いすで動くのが難しかったけれど、楽しかった」「通常のバスケットと共通点が多く、とても楽しかった」と、車いすバスケットボールの魅力を満喫した様子だった。体験会後、両選手のサインを求める参加者の長い列が続いていた。

 また、受付時、参加者全員に、東京2020大会のオフィシャルパートナーである東京ガス株式会社(本社:港区)からクリアファイルとペンが、区からはオリジナル手ぬぐい、ピンバッジ等が配付された。その他、同社が用意したパラリンピック競技のパネルが展示された。

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