東五反田に地域密着型多機能ホーム 開設

更新日:平成29年4月12日

区では、平成29年4月12日(水)、地域密着型多機能ホーム「東五反田倶楽部」(東五反田4-11-6)の5月開設に先立ち、落成式と施設見学会が行われた。

同施設は、高齢期を住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、“小規模多機能型居宅介護”と“認知症対応型共同生活介護(グループホーム)”が併設されている。
1階が「通い」「泊まり」「自宅への訪問」の3つのサービスを組み合わせて利用できる“小規模多機能型居宅介護”の施設で、利用対象者は、要支援1以上が対象で、登録定員は25人。また、地域交流スペースも併せて設置されている。
2・3階が認知症の診断を受けた方が家庭的な環境の下で生活をする“認知症対応型共同生活介護”の施設で、利用対象者は、要支援2以上で認知症の診断を受け、常時医療を必要とする疾患のない区民で、定員18人。
 
濱野 健区長は、「品川区では高齢者福祉に力を入れている中で、“地域包括ケアシステム”の仕組みの構築をすすめており、こうした施設を活用し今後も地域と協力した福祉の取り組みを進めていきたい」とあいさつした。

来賓を代表し、大沢 真一区議会議長は、「同施設は高齢者の介護の拠点であると同時に、地域の皆さまのふれあいの場・相互の理解の場であります。区と協力し、高齢者の皆さまが健やかに地域生活を送れるよう努めていきたい」と祝辞を述べた。

また、相生会町会の伊藤 晃司会長は、「同施設の利用者へのサービスの寄与だけでなく、地域の住民の認知症に関する基礎知識の習得や、様々な交流活動へ発展することを大いに期待しています」と思いを語った。

区ではこの他、6月に区内11拠点目となる特別養護老人ホームを開設する予定で、地域バランスに応じ介護拠点を計画的に整備し、介護のセーフティネットの強化拡充を図っていく。

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