今年度初めての日本スポーツ界トップレベル競技観戦ツアー「親子ビーチバレーボール観戦ツアー」が5月5日(祝)、東京2020オリンピックビーチバレーボール開催会場の都立潮風公園(東八潮1)に近い、お台場海浜公園(港区台場1)で行われた。

　この観戦ツアーは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、トップレベルのスポーツを肌で感じ、オリンピック・パラリンピックの機運を醸成していこうと行っているプログラムのひとつで、品川区と(公財)品川区スポーツ協会が主催。参加者は、区内開催競技(ビーチバレーボール、ホッケー)等の試合を観戦し、体験することができる。

　観戦ツアー第1弾となる今回は、区内の小中学生と保護者など約40人が参加。まず、元プロビーチバレーボール選手の浅尾美和さん・朝日健太郎さんによる体験教室が開催され、レシーブ、トス、スパイクなどの基本を練習したのち、2チームに分かれて試合を行った。参加した親子は、青空の下、白いビーチを必死に走り、ボールに飛びついていた。続いて、ビーチバレー東京オープンの男女決勝戦を観戦。選手同士の掛け声やスパイクした時の強い音まで間近で聞くことができ、トップレベルの迫力のある試合を子どもたちは真剣に見入っていた。

　体験教室に参加していた三木ジュニアバレーボールクラブの子どもたちは「砂の上では動くのが大変。重力に逆らっている感じ」「とても楽しかったけど、暑かった。このコートで試合をする選手はすごい」と感想を話した。

　区では、9月9日(土)に、しながわ中央公園(西品川1-27)で東京2020オリンピック開催1000日前を記念した「1000日前フェスタ」を開催する。区内開催競技や障害者スポーツへの理解・認知度向上を図るため、「ホッケー」「ビーチバレーボール」「ブラインドサッカー」の各競技体験ワークショップなど、2020年に向けた関連事業を積極的に展開していく。