品川区で育まれた技術と味を体験 「伝統の技と味 しながわ展」開催

更新日:平成30年1月28日

提灯職人と来場者
会場のようす(技ブース)刺繍職人の指導を受ける女の子シュウマイの購入を検討する男性江戸切子職人と来場者ふれあい教室のようす濱野区長らのテープカット職人と触れ合う濱野区長未来の名工大集合コーナー味コーナーで老舗の味を楽しむ来場者たち
「伝統の技と味 しながわ展」が平成30年1月27日(土)・28日(日)の2日間、きゅりあん(大井町駅前)7階イベントホールで開催されました。

 これは、区内で育まれた伝統と歴史をもつ職人の技と味を、多くの方に知ってもらおうと毎年開催。品川区伝統工芸保存会会員と区内の味の老舗が一堂に会しました。

 初日、開催前にテープカットが行われ、濱野区長が「品川は第一の宿場町として大勢の人が行き来する中で、“技”や“味”が磨かれてきました。その技と味を大いに堪能してください」とあいさつしました。

 「伝統の“技”」には、漆工芸、帯仕立て、提灯文字、江戸すだれなど、品川区伝統工芸保存会の職人の実演ブースや作品が並び、伝統と歴史の技を間近で体感したり、話を聞いたりすることができます。
 また、職人が直接指導する実技教室「ふれあい教室(日本刺繍職人によるワンポイント刺繍・桐箪笥職人によるペン立て制作など/各教室 定員10人)」も実施され、参加者は職人の技を実際に体験しながら、自分の作品を作り上げていました。
 「お子さまコーナー」の「未来の名工大集合!!」と「バルーンアート」も人気を博しています。予め用意された木材片を使い自由に作品を作る「未来の名工大集合!!」では、大勢の子どもたちが“小さい職人”となり、夢中になって制作に取り組んでいました。

 一方、「伝統の“味”」では、和菓子、シュウマイ、肉うどんのほか、甘酒の無料配布コーナーやお茶席も用意され、こだわりの味を楽しむことができます。
 また、品川区に拠点を置く旬八青果店による旬の野菜や果物の販売コーナーや、しながわみやげコンペティションで認定された品々を展示・販売している「しながわみやげコーナー」もあり、多くの来場者でにぎわっていました。

 28日(日)はふれあい教室として「江戸すだれ職人によるすだれランチョンマット作り・和竿職人による竹ストラップ作り」が開催され、開店から先着100人に粗品が進呈されました。

会場:きゅりあん 7階イベントホール
開催時間:午前10時~午後5時(28日は午後4時30分まで)