清水台小学校 ゴールボール体験教室

更新日:平成30年2月13日

ゴールボ-ル 守備の練習
拍手の中、校長と一緒に入場する信沢講師ゴールボール競技の概要を説明する信沢講師基本となる守備を教える信沢講師最初はボールを投げる練習競技の基本は守ることからアイマスクをしてスローイング実技を終えコミュニケーションの大切さを話す講師記念写真に収まるお礼の会・給食交流
~ 互いに助け合う 協力し合うことの大切さを学ぶ ~

 オリンピック・パラリンピック教育の一環として、アスリートと児童が交流する「夢・未来」プロジェクトが、平成30年2月13日(火)、清水台小学校(旗の台1-11-7)で開催され、4~6年生50人が参加しました。
 このプロジェクトは、東京都教育委員会と生活文化局が実施するオリンピアン・パラリンピアン等の学校派遣事業で、同校は平成29年度「夢・未来」プロジェクト実施校(品川区立では、5小学校、1中学校)に指定されています。

 同校を訪れたアスリートは、視覚障害者対象の競技“ゴールボール”の全日本男子主将で、東京2020パラリンピックに向け学校等でゴールボール競技の普及活動に務めている信沢用秀(のぶさわ ようしゅう)さん。講演とゴールボールの実技指導を行いました。
 講演では、ゴールボール競技の概要説明の中で、自らの経験から日常生活でもゴールボール競技でも「互いに助け合う、協力し合うことが重要」であることを力説しました。そして、「私たちは、2020東京パラリンピックで金メダルを取るために練習をしています。会場に多くの人が応援に来てくれることが選手の力になります。皆さん、ぜひ会場に足を運び競技を盛り上げてください」と語りかけました。

 実技指導では、信沢さんは競技の基礎となるスローイングとディフェンスを、自ら模範を示しながら教えました。アイマスクをしてのディフェンスでは、ボールの中の鈴の音だけが頼りです。ディフェンスは3人。初めての体験となる児童たちは上手にボールを捕らえることができません。信沢さんは、「仲間の声を聞こう。自分からも声を出そう」と児童に声をかけていました。

 実技指導の後は、6年生クラスで給食交流を行いました。信沢さんは食事をしながら「一日何時間位、練習をしますか」「どんな筋トレを行っていますか」等の児童の質問に丁寧に答えていました。

 初めてゴールボールを体験したという児童は、「アイマスクをしてみると、目が見えていることが、大切なことだということを知ることができた」「皆で協力してボールをゴールまで持っていくことができて良かった」と感想を話していました。