まとめ Aさんの場合

更新日:平成31年2月15日

Aさんの敷地にはどの程度の家を建てることができるのか

道路と敷地の関係 (ポイント1)


立地条件

用途地域  第一種住居地域
建蔽率   60%
容積率     200%(160%)
高度地区  第二種高度地区
防火地域  準防火地域

Aさんは、ここに3階建ての住宅を建てたいと考えています。

道路と敷地の関係
Aさんの敷地は、「幅員4メートル未満で一定条件を満たしている道路」に接しているので、道路中心線より2メートル後退しなければなりません。
よって、斜線部分を引いた残りの敷地で建築計画することになります。
斜線部分面積 1メートル×10メートル=10平方メートル   100平方メートル-10平方メートル=90平方メートル

つまり、Aさんの計画敷地面積は、90平方メートルです。
接道については、道路に10メートル接しているので要件を満たしています。

道路と敷地の関係

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用途地域 (ポイント2)

Aさんの敷地は、「第一種住居地域」なので、住宅以外でも下表で○で記されている欄の用途の建築物を建てることができます。。

× 危険性や環境悪化のおそれがやや多い業種の工場
× 危険性や環境悪化のおそれが少ない業種のもの
× 作業場の床面積の合計が150平方メートル以下の工場で危険性や環境悪化のおそれが非常に少ない業種のもの
作業場の床面積の合計が50平方メートル以下の工場で危険性や環境悪化のおそれが極めて少ない業種のもの
パン屋、米屋、豆腐屋、菓子屋などの食品製造工場で小規模のもの
一般事務所
物品販売店舗・飲食店
住宅、共同住宅、寄宿舎、下宿、図書館
診療所、神社、寺院、教会、養育院、託児所、一般公衆浴場
病院
学校 高等学校、中学校、小学校
学校 大学、高等専門学校、各種学校
自動車教習所
ホテル、旅館、モーテル
× 麻雀屋、パチンコ屋、射的場等
ボーリング場、スケート場、水泳場
× 倉庫業倉庫
× 個室付浴場業
× 待合、料理店、キャバレー、バー、舞踏場等
× 劇場、映画館、演芸場、観覧場

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建蔽率(ポイント3)

Aさんの敷地の建蔽率は60%が限度です。実際に建築物を建てられる建築面積は、

敷地面積(計画敷地)×建蔽率=建築面積
90平方メートル× (60%) = 54平方メートル

つまり、建築面積は 54平方メートルが限度です。

建蔽率

容積率 (ポイント4)

Aさんの敷地の容積率は160%が限度です。実際に建築物を建てられる延べ床面積は、

敷地面積(計画敷地)× 容積率 = 延べ床面積
90平方メートル× (160%) =144平方メートル

つまり、延べ面積は144平方メートルが限度です。

建築面積が54平方メートルを超えることはできません。

1階2階を54平方メートルにすると3階は36平方メートルになります。

※ただし、駐車場や地下室は、一定規模以下は緩和されます。

容積率

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道路斜線、高度地区 (ポイント5・6)

道路斜線-Aさんの敷地は、第一種住居地域なので斜線の勾配は水平距離に対して1.25倍です。

道路斜線-Aさんの敷地

防火地域、準防火地域、新防火区域 (ポイント7)

Aさんの敷地は準防火地域なので、3階建て住宅の場合は耐火、準耐火、または防火上必要な技術的基準に適合する建築物にしなければなりません。


以上、Aさんの場合についてまとめてみましたが、みなさんも例にそって試算してみてください。
自分の土地にどの程度の家が建てられるのかがわかります。
以上の結果は、参考で上記以外の制限を受ける場合があります。専門家または建築課担当にご相談くだい。

お問い合わせ

建築課審査担当
 電話 03-5742-6769