麻しん(はしか)にご注意ください
更新日:令和元年7月2日
【区民の皆様へ】
麻しん(はしか)を疑うような症状(高熱・発疹・咳・鼻水・目の充血等)が現れた場合は、必ず事前に医療機関へ電話をし、医療機関の指示を受けてから受診しましょう。
○麻しん(はしか)とは
・麻しんは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって発症します。
・感染力が非常に強く、重症化に至ることがある注意すべき疾患です。
・注意が必要な合併症として、肺炎と脳炎があります。
・有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防できます。
・ウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。
・潜伏期間を過ぎると、発熱、せき、鼻水、目やに、赤い発しん等の症状が出始めます 。
・症状が出始めてから3~4日は38℃前後の熱、せき、鼻水、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また39~40℃の
高熱となり、首筋や顔などから赤い発しんが出始め、その後発しんは全身に広がります。
・高熱は3~4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
○麻しん(はしか)予防
・感染を防止する観点から、罹患歴及び予防接種歴を確認しましょう。
・麻しんに罹患したことがなく、かつ、麻しんの予防接種を必要回数である2回接種していない場合には、予防接種を十分ご検討
ください。
・患者との接触から72時間以内であれば、麻しんワクチンの接種により発病を予防できる可能性があります。また6日以内であれ
ば、γグロブリン投与により発病予防を期待できる場合もあります。
○定期予防接種について
麻しん風しん混合ワクチン(MR)
○任意予防接種について
定期予防接種対象外の方で、麻しんに罹患したことがなく、かつ、麻しんの予防接種を必要回数である2回接種していない場合には、
(定期予防接種外で)任意に予防接種を受けることをご検討ください。
品川区では、2~19歳未満で、定期接種を受けられなかった方には、予防接種費用を全額助成しています。詳しくは、こちらのページ
をご覧ください。
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お問い合わせ
品川区保健所保健予防課感染症対策係
電話:03-5742-9153 FAX:03-5742-9158