快適な散歩できれいなまちづくり 散歩中に排泄 飼い主のみなさんは、「犬が散歩中に排泄するのは自然なこと」、「散歩は犬に排泄させるために行くもの」と考えていませんか。 散歩中の犬は、いつも処理しやすい場所でフンをするとは限りません。また、してしまった尿は回収できません。 散歩の目的は「大の排泄ではなく、運動とストレスの解消、そして社会環境に慣れさせること」です。 自宅で排泄させて、散歩中に排泄させないしつけをすれば、外出が困難な場合でも、犬に排泄を我慢させることがなくなります。 自宅で排泄できるとこんな時も困りません 猛暑や雨天の日 犬がケガや病気になったり、年をとったりして外出が困難になったとき 飼い主がケガや病気になったとき 散歩中に排泄させないために大切なこと ・散歩の前に、自宅のトイレで排泄させましょう。 ・電柱などのにおいをかがせないようにしましょう。 ・犬に引っ張られることなく、飼主主導で散歩をしましょう。 ・万が一、散歩中に排泄をしてしまった時のために、フンを持ち帰る袋や水等を持って散歩に出かけましょう。 ・散歩中に排泄しそうになったら、排泄できないように早く歩く、しばらく座らせて落ち着かせるなどしましょう。 散歩中にしか排泄をしない場合は 散歩に連れ出す時間に、トイレに連れて行き、排泄をさせます。しない場合は、しばらく経ってからトイレに連れて行きます。トイレを促すときに「チッチ」「オシッコ」など決めた言葉を言うのも効果的と言われています。これを繰り返して根気よく排泄を促します。排泄をすることができたら褒めます。その後、散歩に出るようにしましょう。かわいそうになって、すぐに散歩に連れ出さないよう飼主にも我慢が必要です。 また、食事後やトイレタイミングに、ケージや犬小屋に入れておくと排泄する犬が多いようです。トイレをサークルで囲い、その中にしばらく置いてもよいでしょう。ケージの中ではトイレと寝る場所をしっかりと区別することが大切です。 犬のしつけ方教室 品川区では、東京都獣医師会品川支部との共催で毎年7月と11月に犬のしつけ方教室(無料)を開催しています。犬の訓練士が実際に犬を使って、正しい犬のしつけ方を解説します。 開催日が近づきましたら広報しながわでお知らせいたします。是非ご参加ください。 品川区保健所生活衛生課 電話03-5742-9132 ファックス03-5742-9104