犬の飼い主の皆様へ 犬のしつけは飼い主の責任です マナーを守り、周囲の迷惑にならないように、愛情をもってきちんとしつけましょう。飼い主と犬との服従関係が崩れると、無駄吠えなどの問題行動につながります。犬の習性を理解し、しっかりリーダーシップをとってください。犬は信頼できるリーダーに従うのが好きで、服従本能が満たされることで、犬の精神安定にもつながります。 十分な運動とスキンシップを心がけ、むだ吠えをさせないようにしましょう。体がすっぽり納まり足が伸ばせるくらいの適切なサイズのケージやサークルで囲むなどして空間を制限すると犬が落ち着ける場所になります。狭いところが好きなのは犬本来の習性です。 日頃のしつけや散歩前のトイレの習慣は、災害時のペットの同行避難にも役立ちます。 散歩の前に家でトイレを済ませましょう 犬の散歩は排泄させるためではなく、ごはんを食べて、お家で排泄したご褒美として散歩に連れて行ってください。最低限のトイレマナーとして、他人の家の敷地付近や商店街の店先など、周りに迷惑がかかる場所でのトイレは避けてください。それ以外の場所で排泄した場合でも、ウンチは必ず持ち帰り、おしっこはトイレシートで拭き取った上で、十分な量の水で流して、しっかりと後始末しましょう。おしっこを少量の水で流すだけでは臭いが残り、迷惑をかけてしまいます。 散歩中は犬をよく見てコントロールする 外出時には、必ずリード(引き綱)をつけ、リードは短く持ち、とっさの時にも対応できるようしっかり犬をコントロールしましょう。犬が人を咬む事故が多発しています。飼い主は犬が人を噛んだら24時間以内に保健所へ届出を出す義務があります。 品川区保健所生活衛生課 電話03-5742-9132 ファックス03-5742-9104