「品川区新庁舎整備基本計画」を策定しました
昭和43年に建築された品川区総合庁舎は、築54年を超え、建物本体や設備の老朽化が進んでいます。また昨今は、区を取り巻く環境の変化や多様化する行政への要望に対応する庁舎の機能が求められていることから、「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」で新庁舎の整備について検討を進めてきました。
この度、昨年度策定した「品川区新庁舎整備基本構想」を具体化し、設計などの条件を示すことを目的として、昨年8月にパブリックコメントを実施し、お寄せいただいたご意見も参考に「品川区新庁舎整備基本計画」を策定しましたので、その概要をお知らせします。
新庁舎イメージ
※建物形状は現段階でのイメージです。今後変更となります。
新庁舎建設予定地
※この地図は、東京都知事の承認を受けて、東京都縮尺2,500分の1の地形図を利用して作成したものです。
(承認番号)3都市基交著1号、令和3年4月9日
パブリックコメント
「品川区新庁舎整備基本構想・基本計画策定委員会」での検討内容は、区ホームページでご覧いただけます。
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パブリックコメントでいただいた主なご意見と区の考え方
118人の方から344件のご意見をいただきました
主なご意見 | 区の考え方 |
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・新庁舎は、区民にとっては念願がかなってうれしい。品川区を住みやすい場所にしていただきたい。 | 基本理念・基本方針を実現し、区全体の魅力や価値を高め、これまでよりも住みやすいまちを目指していきます。 |
・IT化を進め、ペーパーレス化を推進するとオフィススペースがかなりコンパクトになる。 ・物を少なくし、レイアウトの変更ができるようにする。 |
整備方針「執務機能」に基づき、ICT化とペーパーレスを推進し、効率的で機能的な執務空間を整備します。コンパクト化により余裕ができたスペースについては、現庁舎において不足している区民の皆さんの待合スペースや職員用のリフレッシュスペースなどに活用する考えです。 |
・将来のエネルギー事情に鑑み、多様な供給源を考えるとともに、循環・省資源・再利用型のサイクル構造を構築することを検討してほしい。 | 基本方針「環境にやさしい脱炭素型の庁舎」となるよう、今後の設計段階で環境性能を高めることについて、費用対効果を見極めながら検討していきます。また、「実現可能性のあるSDGsの項目」に示すように、新庁舎の建設時、運用時、改修時など各段階において、廃棄物量の抑制と資源循環に配慮します。 |
・基本計画(素案)に反対である。将来(20~30年後)人口減少が確実であり、そういう中で区内では高層ビル建設計画が増えている。将来空室が増えて、高層ビルの廃墟化が予想される。まちづくりは長いレンジで考えるべき。 | 本庁舎は、築54年が経過し、建物だけでなく設備の老朽化も進行しており、早急な対応が求められています。また、DX推進による区民の利便性向上や業務の効率化など、新たな要望や将来の社会情勢の変化に対応するためにも、長期的な視点を持って、新庁舎整備の検討を進めることが重要であると考えます。 |
パブリックコメントにご意見をお寄せいただきありがとうございました
「品川区新庁舎整備基本計画」の全文と、お寄せいただいたご意見の概要と区の考え方は、新庁舎整備課(本庁舎6階)、区政資料コーナー(第三庁舎3階)、地域センター、文化センター、図書館、区ホームページでご覧いただけます。
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問い合わせ
新庁舎整備課新庁舎整備担当(電話/03-5742-7801 FAX/03-5742-7143)