「品川区マンション管理適正化推進計画」を策定しました

令和5年度より「品川区マンション管理計画認定制度」がスタートします

 マンション管理適正化の推進のため、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」が改正され、国による基本方針が策定されました。

 これを受け区では、地域の実情などに応じてマンション管理の適正化を効果的に推進できるよう「品川区マンション管理適正化推進計画」を策定しましたので、その概要をお知らせします。

計画の目的

 今後、建物の老朽化と居住者の高齢化といった「二つの老い」が進行する中、マンションが適正に維持管理されない場合、外壁の剥落など、地域住民の生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

 区内マンションの管理不全を未然に防ぎ、管理組合の自律的な運営による適正な管理を促進するため、本計画を策定しました。

計画期間

令和5~9年度

推進施策

・マンション管理・修繕に関する相談窓口の設置

・マンション管理セミナーなどの開催

・環境配慮およびバリアフリー化を含む改修工事費用の一部助成

・マンション防災アドバイザーの派遣

パブリックコメント

パブリックコメントでいただいた主なご意見と区の考え方

5人の方から10件のご意見をいただきました

主なご意見 区の考え方
築年数が古いマンションも多いので、このような取り組みは必須だと思う。管理委託会社や管理組合などだけではなく、外部の目から見て妥当な管理計画として認められていれば住人として安心できる。 いただいたご意見のとおり、築年数が古いマンションは建物の老朽化と居住者の高齢化が課題となっています。本制度を活用していただくことで、適正管理されたマンションが増え、入居者や地域住民が安心して生活できるよう施策を進めていきます。
現状のプランだと高経年マンションよりも近年に建設されたマンションが認定を取得し、計画の目的となる老朽化マンションの改善にはつながらないのではないか。老朽化マンションの改善を目的にするなら、積極的に働きかけを行うべき。 本指針に定める事項の基準を満たしていないマンションに対しては、区から管理者などへ助言・指導を行うことでマンションの管理状況の改善に努めていきます。また、老朽化マンションに対しては、区で行うマンション管理士によるマンション管理相談などのマンション管理支援施策の周知も引き続き行っていきます。
管理組合運営について関心をよせる組合員が増えている中、管理組合の運営資産状況などについて公的機関で認定を受ける制度は、当該管理組合の健全性を社会の内外にアピールすることになり資産価値の向上につながるため、取得していることが当然の制度になるのではと感じている。 いただいたご意見のとおり、認定制度が管理組合の皆さんをはじめ区内に広く浸透するよう、普及啓発に努めていきます。

パブリックコメントにご意見をお寄せいただきありがとうございました

「品川区マンション管理適正化推進計画」の全文と、お寄せいただいたご意見の概要と区の考え方は、住宅課(本庁舎6階)、区政資料コーナー(第三庁舎3階)、区ホームページでご覧いただけます。

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問い合わせ

住宅課住宅運営担当(電話/03-5742-6776 FAX/03-5742-6963)