「品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)」を策定しました

 区はこれまでも、質の高い循環型社会の形成をめざし、さまざまな清掃・リサイクル事業を展開してきました。

 この度、区が区内の一般廃棄物を管理し、適正な処理を行うための基本計画である「品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)」を策定しましたので、その概要をお知らせします。

計画期間

令和5年度から14年度までの10年間

基本理念

区民、事業者とともに、持続可能な「循環型都市しながわ」を実現する

基本方針

1) ごみの発生抑制の推進
2) リサイクルの推進
3) 事業系ごみ削減の推進
4) ごみの適正処理の推進

パブリックコメント

パブリックコメントでいただいた主なご意見と区の考え方

4人の方から6件のご意見をいただきました。

主なご意見 区の考え方
 「新しい再資源化技術の調査」、「新しい再資源化技術の実用化支援」、「再エネルギー化事業の予算化・推進」など、従来廃棄されてきたものを積極的に市場利用しようとする取り組みについて、本計画の4つの基本方針に加えるべきと考える。  再エネルギー化・再資源化の分野での技術革新については、国内・外の動向に注視し、区の事業に活用できるかどうかという観点で調査・検討を行っていきます。また、本計画には、プラスチック製品や木製粗大ごみ、紙おむつのリサイクルなど、新たなリサイクル品目を充実させています。ご意見にあります「新しい再資源化」を区としても進めていきます。
 バイオマス利用の発電事業は、自治体で公園地下などに立地すれば、大規模停電を伴う災害時の緊急電源として活用が見込まれ、かつ、平時においても再生可能エネルギーの売電などによりコストを抑えることもできる。バイオマスガス活用を目的とした生ごみリサイクルの観点から「基本方針1 ごみの発生抑制の推進」のうち、可燃物の分別収集について、生ごみとそれ以外に分別する取り組みの推進を盛り込むべきと考える。  生ごみは、燃やすごみの中で一番の比率を占め、リサイクルの効果が高いと考えています。メタンガスや堆肥にする技術もすでに進んでおり、最新情報に注視しながら、区民の皆さんに取り組みやすい分別の仕組みづくりについて、調査・検討し、リサイクルを進めていきます。
 現在品川区では、家庭用ごみ処理機購入の補助金制度はあるが、そこで生じた堆肥回収については特に取り組みがない。堆肥の有効活用について検討、実現を期待する。  品川区におきましては、道路や公園内の樹木や植栽帯の生育などへの活用など、生ごみリサイクルの一つの手法として、堆肥の活用について研究していきます。


パブリックコメントにご意見をお寄せいただきありがとうございました

「品川区一般廃棄物処理基本計画(第四次)」の全文と、お寄せいただいたご意見と区の考え方は、品川区清掃事務所品川庁舎(大崎1-14-1)、区政資料コーナー(第三庁舎3階)、区ホームページでご覧いただけます。

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品川区清掃事務所(電話/03-3490-7705 FAX/03-3490-7041)