「第2期品川区子ども・若者計画」を策定しました

 区では、家庭や地域とともにすべての子ども・若者が健やかに成長し、社会生活を円滑に営むことができるよう、支援施策の一層の推進を図るため、平成30年に「品川区子ども・若者計画」を策定しました。

 本計画が3月に期間満了となったことに伴い、令和5年度から9年度までの5年間を新たな計画期間とする「第2期品川区子ども・若者計画」を策定しましたので、その概要をお知らせします。

主な改定ポイント

(1) 基本理念の変更

子ども・若者育成支援推進大綱の理念が「自立」から「自ら居場所を得て」に変更されたことに伴い、本計画の基本理念も変更しました。

変更前
子ども・若者が社会的自立を目指し、すべての人と支えあい、ともに生きていくまち“しながわ”
変更後
すべての子ども・若者が自らの居場所を得て成長し、人と支えあいながら、ともに生きていくまち“しながわ”
(2) 重点課題とその取り組み方針の設定

第1期計画策定から現在に至るまでの環境変化などを踏まえ、次の3つの重点課題とその取り組み方針を設定しました。

・様々な体験活動の充実
・生きづらさをもつ子ども・若者への支援
・環境格差への対応、均等な教育機会の確保

パブリックコメント

パブリックコメントでいただいた主なご意見と区の考え方

38人の方から80件のご意見をいただきました。

主なご意見 区の考え方
 冒険ひろばや児童センターなどの遊び場は充実しているが、公園には禁止看板など制限が多く、子どもが自由に遊べる機会を奪っていると感じてしまう。親子や子ども達が自由に安心して遊べる場があると、子どもの主体性を伸ばし、子どもの生きる力を育むことができる。
 子どもの権利条例の設置など、子どもの声を聴きながら模索していく必要を感じる。
 地域の方と子どもたちが交流できる機会や子ども・若者の活動拠点の充実に努めていきます。
 品川区青少年対策地区委員会連合会が実施する地域環境実態調査に対する支援について。
 民法改正により成年年齢が20歳から18歳に引き下げられたが、品川区の青少年健全育成に関わる事業(青少年にとって不適切なものを調査する事業)においては、青年期(18歳~29歳)を対象としているが、それは対象から省くべきである。
 本事業は、乳幼児期から思春期の子どもを対象としています。いただいたご意見を参考に対象を修正しました。また、内容説明についても、実情に合う形に修正しました。
 医療的ケア児の支援について。現在、区立保育園やすまいるスクールでは、医療的ケア児の受け入れを行っているが、「医療的ケア児の支援」についても積極的に記載すべきである。  いただいたご意見のとおり、区で実施している医療的ケア児の受け入れ状況について記載しました。


パブリックコメントにご意見をお寄せいただきありがとうございました

「第2期品川区子ども・若者計画」の全文と、お寄せいただいたご意見の概要と区の考え方は、子ども育成課(第二庁舎7階)、区政資料コーナー(第三庁舎3階)、区ホームページでご覧いただけます。

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問い合わせ

子ども育成課庶務係(電話/03-5742-6720 FAX/03-5742-6351)