わたしたちのこころの健康

 約3年もの間、私たちは新型コロナウイルス感染症による様々な影響を受けながら暮らしてきました。5月8日から新型コロナウイルスは、感染症法上の分類が季節性インフルエンザなどと同じ5類に変更され、マスクに対する考え方も個人の判断に委ねられています。

 対面交流が増えそれを楽しむ一方で、不安や緊張など新たなストレスを感じる方もいるかもしれません。

 ご自身や家族、まわりの方に気をかけ、不調に気づいたら早めに対処や相談をしましょう。

わたしたちのこころの健康メインイラスト

こころのサイン

・そわそわして落ち着かない

・先が見えず、不安でたまらない

・気分が落ち込み、やる気が起きない

・死にたくなる

・人の目が気になって仕方がない

・一人で閉じこもりがちになった

・イライラする、怒りっぽくなった

・涙が突然出る

・感情が湧かない

からだのサイン

・眠れない日が続いている

・食べ過ぎてしまう、または食欲がない

・生活リズムが乱れている

・心臓がドキドキして息苦しい

・疲れやすい、疲れが取れない

・痛みがある

・めまいがする

・下痢や便秘になる

ストレスへのセルフケア

簡単セルフリラクセーション

いすに腰かけ、両腕は力を抜いて垂らした状態で、自身の肩を耳の方にむかってゆっくりあげていきます。動きがとまるところで3秒かぞえ筋肉の緊張を保った後で、フーッと吐く息と共に脱力します。これを3回ほど繰り返します。

好きなことや落ち着くことをする

音楽を聴く、絵を描く、動物と遊ぶ、好きなものを食べる、お風呂にゆっくり入る、歌を歌う、好きな香りを嗅ぐ、ハーブティーを飲む、漫画や本を読む、お笑い番組を見るなど。自分にとって心地よい時間がどのような時間か改めて振り返り、生活の中に意識的に取り入れてみましょう。

からだを動かす

ストレッチやヨガ、散歩、水泳など自分のペースで軽い運動を取り入れましょう。

生活リズムを整えて、質の良い睡眠をとる

休日と平日の起床・睡眠の時間差を作らず、日中はカーテンを開け、夜は眠気を感じてから就寝しましょう。就寝前のアルコールやカフェイン摂取、スマートフォンなどの使用は睡眠の質を落とすので控えましょう。

自分の気持ちに気づいて、表現する

今どのような気持ちなのか、少しずつでも言葉にしてみましょう。自分の気持ちを人に話したり、書いてみたりすると整理でき、モヤモヤの中から一歩外に出られます。

セルフケアしても調子が悪くつらいときや、気になる方がいて心配なときは、保健センターにご相談ください

個別相談
保健センターでは、地区担当の保健師や心理職がご本人やご家族のこころの健康や精神疾患の療養、社会復帰などに関する相談をお受けしています。精神科専門医の相談も行っています(予約制)。

生きるのがつらいとき

SNS自殺相談

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大井保健センター(電話/03-3772-2666 FAX/03-3772-2570)

荏原保健センター(電話/03-3788-7016 FAX/03-3788-7900)