2023年10月11日号 広報しながわ
 10月はおたがいさま運動推進月間です

 区では、バリアフリーやユニバーサルデザインといったすべての人にやさしく、暮らしやすいまちづくりをめざして、「おたがいさま運動」を推進しています。

 この運動は、困っている人がいたら助ける、困ったときは「助けて」と言える、そのようなことが当たり前にできる「支えあいのまちづくり」をみんなで進める運動です。

 みなさんも自分にできる「おたがいさま運動」を探してみましょう。

バリアフリーとは?

高齢者や障害のある方などが社会生活を送るうえで「バリア(障壁)」となるものを取り除くことを意味しています。

ユニバーサルデザインとは?

年齢、性別、人種、個人の能力などにかかわらず、すべての人ができる限り使いやすいように物や環境をデザインする考え方のことです。

“おたがいさま こころをつなぐ ありがとう”

この合い言葉には、助ける人の「困ったときはおたがいさま」という気持ちと、助けてもらった人の「ありがとう」という感謝の気持ちによって、お互いの心がつながりあう関係が築けるようにとの願いが込められています。

できることからやってみましょう

視覚障害者誘導ブロック

視覚障害のある方などを安全に誘導するためのものです。歩道に自転車や荷物を置かないなど、歩行者の通行を妨げないようにしましょう

視覚障害者誘導ブロックイメージイラスト

ゆずりあい

電車やバスの中で、高齢者や妊婦の方、けがをしている人などに席をゆずりましょう

ゆずりあいイメージイラスト

補助犬

体の不自由な方の手助けをする大切なパートナーです。盲導犬や聴導犬には話しかけたり、触ったりしないようにしましょう

補助犬イメージイラスト

荷物を持つ

横断歩道や電車を乗り降りするときに、重い荷物を持って困っている人がいたら、お手伝いしてみましょう

荷物を持つイメージイラスト

障害者用駐車スペース

車いすなどを利用している人のための場所です。利用を妨げないようにしましょう

障害者用駐車スペースイメージイラスト

外国の方への案内

困っている人を見かけたら、声をかけてみましょう

外国の方への案内イメージイラスト

車いすにはいろいろな種類があります

手動の車いすだけではなく、電動車いす(手動の車いすを操作することが難しい方が使用するタイプ)や、子ども用車いす(お子さんが病気や障害などの理由で車いすがないと移動できない場合に使用するタイプ)などがあります。これらの車いすは、それぞれのニーズに合わせて選ばれ、自立した生活や移動の手助けに役立っています。

車いすの一部の例
手動の車いす

手動の車いすイラスト

電動車いす(ハンドル型)

電動車いす(ハンドル型)イラスト

子ども用車いす

子ども用車いすイラスト

問い合わせ

福祉計画課地域包括ケア推進係(電話/03-5742-6914 FAX/03-5742-6797)