2024年4月11日人権尊重都市品川宣言特集号 広報しながわ
「品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会を実現するための条例」を制定しました
区では、すべての人が性別や性的指向、ジェンダーアイデンティティにかかわらず、誰もが自分らしく生きられる社会の実現をめざし、施策を総合的かつ計画的に推進するための基本理念などを定めた条例を4月1日に制定しました。
どのような条例でしょうか
区がめざす社会の実現に向けて、固定的な性別役割分担意識に基づく社会的慣行にとらわれず多様な生き方を選択できること、性別、性的指向、ジェンダーアイデンティティに起因する日常生活の困難の解消などを条例の基本理念に掲げています。区と区民、事業者、教育関係者の皆さんと一緒に取り組みを進めていくための指針としていきます。
基本理念
- 人権侵害の根絶
- 平等な参画機会の確保
- 多様な生き方の選択
- 生活と仕事、学び、地域活動の調和
- リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の尊重
- ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会を支える教育
- 女性のエンパワーメント
- 性的指向やジェンダーアイデンティティに起因する日常生活上の困難の解消
- 国際社会・国内での取組に対する理解・推進
※エンパワーメントとは、その人が本来持つ能力を発揮できるようにすること。
ジェンダー平等とは
一人ひとりが性別にかかわらず、平等に責任や権利、機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決められること。
問い合わせ
ジェンダー平等推進センター(電話/03-5479-4104 FAX/03-5479-4111)