2024年6月21日号 広報しながわ
熱中症予防で夏を快適に
今年も暑い季節がやってきます。高温多湿な環境に長くいると熱中症になる危険性があります。熱中症の予防方法を正しく理解し対策に取り組みましょう。
熱中症予防に「避暑シェルター」をご利用ください
暑さをしのぐ一時避難場所として、9月30日(月)までお近くの区施設を利用できます。無理をせずに体を休めて、熱中症を予防しましょう。
「避暑シェルターで 涼しさ ひととき」の、のぼり旗が目印です。
避暑シェルター開設施設
- 地域センター
- 児童センター
- いきいきセンター
- 保健センター
- 文化センター
- シルバーセンター
- ゆうゆうプラザ
※利用時間は各施設にご確認ください。
- 問い合わせ
- 総務課総務係(電話/03-5742-6625 FAX/03-3774-6356)
熱中症の予防など詳しくは、次からをご覧ください
熱中症を予防するためには
こまめに水分をとる
- 夏場は1日1.5~2リットルの水分をとる。
- のどの渇きを感じなくても意識して水分をとる。
- 起床後、食事の前後、就寝前にコップ1杯の水分をとる。
- 外出するときは水筒などを持参し、外でも水分をとる。
※水分を一度に多くとると尿として排泄(はいせつ)されてしまうため、「こまめに」水分をとることが大切です。水分や塩分の摂取に制限がある方は、主治医にご相談ください。
暑さを避け、熱を体から出す
- エアコンや扇風機を利用して室内温度を調節する。
- 睡眠時はエアコンの設定温度を弱めにし、扇風機の風は直接体に当たらないよう首ふりにする。
- 外出するときは帽子や日傘を使い、日よけをする。
- 首や脇の下を冷たいタオルで拭いて冷やす。
食事・休息をしっかりとる
- 食事はバランス良くとり、食欲がないときでも、食べられるものを少しでも口にする。
- 夜の睡眠以外にも無理をせず休むようにする。
- 体調がすぐれないときは外出を控えるなど、無理をせず十分に休む。
なぜ高齢者は熱中症になりやすいの?
暑さを感じにくい
暑さやのどの渇きを感じにくく、高体温になりやすい。
水分が不足しがち
体内水分量が少ないため、脱水症状を起こしやすい。
汗をあまりかかない
発汗に時間がかかり、発汗量も少なくなるため、体内に熱がこもりやすい。
体調が悪いときは早めに主治医に相談しましょう。
- 問い合わせ
- 気になることがある場合はご相談ください
在宅介護支援センター 高齢者福祉課 FAX/03-5742-6881
高齢者支援第一係 電話/03-5742-6729
高齢者支援第二係 電話/03-5742-6730
お子さんの注意点
乳幼児は体温調節機能が十分に発達していないため、特に注意が必要です。また、晴れた日は地面に近いほど気温が高くなるため、背の低い幼児は大人以上に暑い環境にいます。
汗をかいていなくても水分をとる
水分補給の際は糖分の多い清涼飲料水は控え、水やお茶などを与える。
外出や運動後は休息をとり、体を休める
早寝早起きを心がけ、睡眠を十分にとらせる。
子どもを車に乗せたまま離れることは絶対しない
「少しなら」と油断せず、子どもと一緒に行動する。
- 問い合わせ
- 気になることがある場合はご相談ください
品川保健センター(電話/03-3474-2903 FAX/03-3474-2034)
大井保健センター(電話/03-3772-2666 FAX/03-3772-2570)
荏原保健センター(電話/03-5487-1311 FAX/03-5487-1320)
「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました
今後起こり得る極端な高温を見据え、熱中症の予防を強化するために、従来の熱中症警戒アラートの一段階上に「熱中症特別警戒アラート」が新設されました。
アラートが発表された際は、区ホームページなどでお知らせします。
発表基準(暑さ指数〈WBGT〉)
熱中症特別警戒アラート:35以上
熱中症警戒アラート:33以上
- 問い合わせ
- 環境課環境管理係(電話/03-5742-6949 FAX/03-5742-6853)