2025年4月11日人権尊重都市品川宣言特集号 広報しながわ
すべての人が性別等にかかわらず誰もが自分らしく生きられる社会の実現をめざして
品川区ジェンダー平等と性の多様性を尊重し合う社会を実現するための条例
この条例は、区がめざす社会の実現に向け、固定的な役割分担意識にとらわれず多様な生き方を選択できること、あらゆる参画の機会において女性個人が持つ力を十分に発揮できる女性のエンパワーメント、性的指向やジェンダーアイデンティティに起因する日常生活上の困難の解消などを基本理念に掲げています。区と区民、事業者、教育関係者の皆さんと一緒に取り組みを進めていくための指針でもあります。
区にかかわる多くの方とともに取り組むことで、様々な生活の場面での困難や生きづらさの解消につなげていくことができます。一人ひとりがその人らしさを発揮しながら、互いに尊重し合い、誰もが自分らしく生きられる社会を一緒にめざしていきましょう。
ジェンダー平等とは
一人ひとりが性別にかかわらず、平等に責任や権利、機会を分かち合い、あらゆる物事を一緒に決められること。「男だから」「女だから」という理由で、生き方や働き方の選択肢が決められてしまうことがあり、これらをなくしていくことがジェンダー平等につながります。
性の多様性とは
性について、これまで多くの方々は「男」と「女」の2種類に分けられると教わってきたのではないでしょうか。
性は、戸籍(法律)上の性、ジェンダーアイデンティティ(自分自身をどんな性だと思うか)、性的指向(恋愛感情がどの性にむいているか)、性表現(服装やしぐさ、言葉づかいなど)などの様々な要素で構成されていて、一人ひとり様々な組み合わせがあり、性のあり方は多様です。性の多様性をお互いに認め合い、尊重していくことが大切です。
問い合わせ
ジェンダー平等推進センター(電話/03-5479-4104 FAX/03-5479-4111)