2025年6月1日号 広報しながわ
 夢を叶える学びの場があります 品川介護福祉専門学校

地域の介護や福祉を支えたい!

 品川介護福祉専門学校(昼間2年制)は、全国で唯一の社会福祉協議会が運営する介護福祉専門学校として、地域に根ざした教育を行って30年。今日も介護福祉士を目指す学生たちが、その夢を叶えるべく学んでいます。

介護の専門職である「介護福祉士」とは

 介護福祉士は、高齢の方や障害のある方が、その人らしい日常生活を送れるよう、専門的な知識と技術をもってサポートする介護の専門職です。厚生労働大臣認定の国家資格で、養成施設での学びや実務経験を経て、年1回実施される試験に合格する必要があります。

 超高齢社会を迎えた日本において、介護福祉士は必要不可欠な存在で、専門性と温かい心で人々を支える、やりがいのある仕事です。

介護福祉士活動写真

創立30周年を迎える介護福祉士の養成施設「品川介護福祉専門学校」

 平成7(1995)年、品川介護福祉専門学校は地域で活躍する福祉人材の養成を目的として、品川区社会福祉協議会によって設立されました。品川区がバックアップを行い、地域社会との連携を大切に実践的な知識と技術を学び、地域で活躍する介護福祉士の育成に力を入れています。

 また、資格取得や最新の知識・技術を学べる「品川福祉カレッジ」や、「社会福祉士養成コース(通信制)」といった学びの場もあります。

品川介護福祉専門学校活動写真

充実したサポートがある、品川介護福祉専門学校の「5つの強み」

独自の学費サポート

 品川区と本校独自の学費サポートで学生の学費の負担を軽減し、安心して介護の勉強に専念できる環境を提供します。

品川区独自の「修学資金貸付制度」
 在校生の9割がこの制度を利用しています。
貸し付け金額/上限140万円(2年間の授業料相当額)
返済免除の条件/卒業後、区が指定する福祉施設で3年以上介護業務に従事した場合、貸し付け金の返済が全額免除
学校独自の「福祉人材ファンド」
 実習諸費の一部を貸し付けます。
貸し付け金額/上限15万円
返済免除の条件/卒業後、本校が指定する福祉施設で3年以上介護業務に従事した場合、貸し付け金の返済が全額免除
学費サポートを利用すると…

学費サポート円グラフ

個別指導でサポート

 教員と学生の距離が近く、教員は学生一人ひとりの学習状況を把握しています。日頃の授業や実習の指導・アドバイス、国家試験の対策などきめ細やかな指導体制を整えています。

国家試験対策をサポート

 1年次から国家試験の出題傾向を意識した授業を実施するほか、2年次には通年授業として「国家試験対策」を設け、ポイントをしぼった講義で理解を深めます。また、模擬試験を通して国家試験の雰囲気に慣れ、自信を持って試験に臨めるよう支援します。

卒業生がサポート

 実習は区内の社会福祉法人などの施設で行います。実習現場や就職先には品川介護福祉専門学校の卒業生も多く働いているため、就職後も安心して働くことができます。

 様々な介護現場を体験することで、将来どのような職場で働きたいのか、未来の自分をイメージしやすくなります。

就職をサポート

 就職先選びを応援するため、区内の社会福祉法人の協力のもと、校内で説明会を実施しています。また就職試験直前には、個別の相談や模擬面接、作文の添削などきめ細かい就職試験対策を行います。

住まいのサポートもあります

 遠方にお住まいの方向けに、学生アパートなどを用意しています。学校まで徒歩圏内の場所にあり、家賃などの自己負担額も軽減されます。

※内容について詳しくは、お問い合わせください。

入学してよかった! ここで学ぶことができてよかった!!

 品川介護福祉専門学校には実際にどんな学びがあり、卒業生はどんな思いで働いているのでしょうか。在校生と区内で働く卒業生にお話を伺いました。

介護福祉士の仕事にますます魅力を感じている

30期生 中村豊子さん(2年生)

 中村豊子さん写真

 子育てをしながら、しかも40歳という年齢で、授業についていけるのだろうか。入学前にはそうした不安がありました。しかし入学してみると、同世代の同級生がいたり、先生たちが私の状況を理解したうえでご指導・ご配慮くださったりと、毎日楽しく学校に通うことができています。

 介護は身体的にきつい仕事というイメージがあったのですが、学びを深める中で、それがガラッと変わりました。介護福祉士は単なるお世話係ではなく、相手の人生を「より良くするにはどうしたらよいか」考えて陰ながら支えるのが仕事。そう実感するようになって、この仕事にますます魅力を感じています。将来は「その人が、その人のままで生きられるよう」サポートできる介護福祉士になりたいと思っています。

 家族の一人に障害があったことから、福祉の仕事に興味を持つようになりました。資格が取れる学校を探している中で品川介護福祉専門学校を知り、オープンキャンパスの雰囲気が良かったので入学を決めました。費用面でのサポートは、とてもありがたいですね。ながく品川区に住んでいるのですが、近くにこのような学校があることに驚きました。品川区で学び、その知識と技術を生かして品川区で働く。とても良い循環だなと思います。

学習風景写真

介護福祉士を目指して良かったと確信できた

30期生 岡部麻智さん(2年生)

 岡部麻智さん写真

 母が特別養護老人ホームに勤務しており、中学2年生の時にホームのイベントに参加しました。職員の方たちが笑顔で楽しそうに働いている姿がとても印象的で、自分も介護の仕事に就きたいと思うようになりました。品川介護福祉専門学校を選んだのは、国家試験の合格率が良かったことと、品川区のサポートがしっかりしていたこと。区内の施設に就職できる点にも惹(ひ)かれました。

 この1年で自分自身、大きく成長したと思います。授業はグループワークが多く、自分の意見をきちんと言葉にして相手に伝える必要があります。これまで話すことに苦手意識があったのですが、発言することに自信を持てるようになりました。介護福祉士としてまず必要なのは、利用者の方と信頼関係を築くことです。そのためには利用者の方とのコミュニケーションが大切になってくるので、積極的に話せる自分に変われたことはとても良かったと思っています。

 初めての実習では利用者の方を前に戸惑うことばかりで、正直落ち込みました。その時に励ましの言葉をくれたのは、同級生や先生方、働く先輩方です。介護の世界には温かい人と人とのつながりがあることも実感でき、介護福祉士を目指して良かったと確信を持つことができました。

学生同士のコミュニケーション写真

卒業生の声

先生からいただいた言葉を大切にしています

春光福祉会ロイヤルサニー介護福祉士 時任竜輝さん(28期生 令和6年3月卒業)

利用者の方と話す時任さん

利用者の方と話す時任さん写真

 2年間を振り返ると深い学びがあり、とても充実した学生生活でした。住まいが遠くて、片道1時間40分かけて通っていたのですが、その時間がちっとも苦になりませんでした。

 思い出は数えきれないくらいありますが、卒業式の謝恩会の時のことが特に印象に残っています。先生に感謝を伝え、先生からも声をかけてくださるのですが、「誰とでも気さくに話ができるあなたの性格を、職場で生かしなさい」と言っていただき、私の長所を見て評価してくださっていたことがとてもうれしかったです。

 その言葉を大切に、利用者さんには積極的に話しかけるよう接しています。コミュニケーションを積み重ねていく中で、利用者さんに信頼してもらえているなと感じる場面があり、それがこの仕事のやりがいにつながっています。

学校の雰囲気や学びについて知ろう

オープンキャンパス

6月8日(日)のオープンキャンパスより、AO入試エントリー受付開始!

オープンキャンパス受付写真

施設概要
所在地
西品川1-28-3中小企業センター内
アクセス
下神明駅徒歩約2分、大井町駅徒歩約10分

品川介護福祉専門学校アクセスマップ

品川介護福祉専門学校校舎写真

詳しくは本校ホームページをご覧ください

品川介護福祉専門学校ホームページ

問い合わせ

品川介護福祉専門学校(電話/03-5498-6364 FAX/03-5498-6367)