2025年7月21日号 広報しながわ
 令和6年度 介護保険制度の運営状況

 介護保険制度が創設され26年目を迎えました。区では地域での暮らしを支えるため、区内20カ所の在宅介護支援センターを中心とした品川独自の総合的な仕組みにより、適切な介護保険制度の運営に努めています。

 今号では、6年度介護保険制度の運営状況のあらましをお知らせします。詳しくは区ホームページなどをご覧ください。

区民の約5人に1人が高齢者(65歳以上)です

7年4月1日現在、区の高齢者人口は80,647人となり、区民の約5人に1人が65歳以上の高齢者となっています。

(空欄) 6年 7年 7年 75歳以上
総人口 410,260人 414,581人
高齢者人口 80,850人 80,647人 47,060人
高齢化率 19.7% 19.5% 11.4%

(住民基本台帳 各年4月1日現在)

高齢者の約5人に1人が要介護認定を受けています

要介護認定を受けている高齢者は前年度と比べ、微増となっています。また、後期高齢者(75歳以上)では約3割の方が認定を受けています。

(空欄) 第1号(65歳以上)/
5年度
第1号(65歳以上)/
6年度
第1号(65歳以上)/
6年度 65~74歳
第1号(65歳以上)/
6年度 75歳以上
第2号(40~64歳)/
6年度
被保険者数 82,011人 81,812人 33,666人 48,146人 149,905人
認定者数 15,770人 15,976人 1,338人 14,638人 396人
認定率 19.2% 19.5% 4.0% 30.4% 0.3%

(各年度3月31日現在)

※被保険者数には、住民基本台帳人口のほか住所地特例者(区外の施設入所者など)を含む。

65歳以上の要介護認定者数推移

65歳以上の要介護認定者数推移グラフ
(各年度3月31日現在)

介護保険の約半分を保険料で支えています

歳入のうち、介護保険料は約47.2%であり、残りは税金などにより構成されています。また歳出は、保険給付費の割合が約83.9%を占めており、そのほかに地域支援事業費として約6.5%が総合事業の実施・介護予防事業などの充実のために充てられています。

6年度決算見込み

6年度決算見込み円グラフ
(単位100万円)

介護にかかる費用が増えています

介護保険給付費は、約1.3%の増加となっており、特に在宅サービス(予防給付)で約20.6%の増加となっています。一方で、地域支援事業費のうち介護予防・日常生活支援総合事業の予防通所事業が約10.9%の伸びとなっており、要支援者の増加に伴う利用増により費用が伸びています。

介護保険給付費の推移

介護保険給付費の推移棒グラフ
(単位100万円)

地域支援事業費の推移

地域支援事業費の推移棒グラフ
(単位100万円)

※統計資料における各項目の数値は端数処理をしているため、合計値と内訳に差が生じる場合があります。

問い合わせ

高齢者福祉課支援調整係(電話/03-5742-6728 FAX/03-5742-6881)

区ホームページの問い合わせフォームは下記QRコードからから

問い合わせフォーム