2025年7月21日号 広報しながわ
介護予防 フレイル予防 はじめの一歩
今できる予防対策で65歳からもずっと元気に
高齢の方が住み慣れた地域で元気に過ごすためには、健康寿命*を延ばすことが大切です。
運動不足による体力低下を防ぎ、心身ともに健康的な生活を維持するための活動を始めてみませんか。
*心身ともに自立し、健康的に生活できる期間 男性:72歳 女性:75歳(厚生労働省「健康寿命の令和4年値について」)
介護予防・フレイル予防、認知症関連事業、各種教室など詳しくは、高齢者地域支援課(本庁舎3階)、地域センターなどで配布しているパンフレットなどをご覧ください。
「要介護」「要支援」「フレイル」とは?
- 要介護
- 日常生活の基本的な動作において、自分ひとりで行うことが難しい部分があり、何らかの介護が必要な状態のこと
- 要支援
- 日常生活の基本的な動作はおおむね自分で行うことができるが、支援が少し必要な状態のこと
- フレイル
- 加齢に伴い体力や気力、食欲、活動量などが低下し、健康な状態から要支援や要介護へ移行する中間段階(虚弱状態)のこと
- 要介護の状態から心身の機能を回復させることは難しいため、元気なうちから介護予防・フレイル予防に取り組むことが大切です。
どうすれば予防できるの?
多くの方は、健康な状態からフレイルを経て要支援や要介護の状態へと進むため、フレイルの兆候に早めに気づき、改善することが予防につながります。また、「動く」「食べる」「人とつながる」+「お口の健康」の3+1が大切であるといわれています。
散歩や買い物、体操などの軽い運動でも、毎日続けることで介護予防・フレイル予防の効果が期待できます。健康的な生活を維持するため、できることから始めてみましょう。
区で実施している一部事業のご紹介
サービス活動事業・一般介護予防事業
在宅介護支援センターに相談し総合事業対象者となるか、要支援1・2と判定された方を対象に、フレイルの進行を予防する訪問型・通所型サービス事業を実施しています。
- 管理栄養士の派遣による栄養改善事業
- 地域ミニデイ など
- 問い合わせ
- 高齢者地域支援課介護予防推進係(電話/03-5742-6733 FAX/03-5742-6882)
お住まいの地域での活動支援(高齢者クラブ)
60歳以上の方が町会・自治会などを単位に結成した自主的なグループです。カラオケやグラウンド・ゴルフ、輪投げなどの健康づくり活動やボランティア活動などを行っています。
- 問い合わせ
- 高齢者地域支援課高齢者クラブ担当(電話/03-5742-6734 FAX/03-5742-6882)
趣味の活動や交流の場の提供(シルバーセンター・ゆうゆうプラザなど)
60歳以上の個人かグループで、趣味や健康づくりなどの活動の場として利用できます。利用方法など詳しくはお問い合わせください。
- 問い合わせ
- 高齢者地域支援課シルバーセンター係(電話/03-5742-6946 FAX/03-5742-6882)
高齢者向け補聴器購入費助成
加齢により耳が遠くなり、日常生活に不便を感じている65歳以上の方を対象に、補聴器購入費の一部を助成しています。
- 助成額
- 上限72,450円
※助成要件など詳しくは、区ホームページをご覧いただくかお問い合わせください。
問い合わせ
高齢者地域支援課認知症施策推進係(電話/03-5742-6802 FAX/03-5742-6882)
区ホームページの問い合わせフォームは下記QRコードから