2025年9月11日号 広報しながわ
 野菜と果物をおいしくバランスよく

9月は「食生活改善普及運動月間」です

 9月は「食生活改善普及運動月間」です。区では、野菜や果物を取り入れたバランスのよい食事の普及や減塩など、食生活改善への取り組みを進めています。

 この機会に普段の食生活を見直してみませんか。

野菜と果物、足りていますか?

 区の調査*1 によると、1日の野菜の摂取目標量350グラムを食べていた人は3.3%、果物の摂取目標量200グラムを食べていた人は2.2%と、野菜・果物ともに不足している人が多くいることがわかりました。

 野菜や果物には、体の調子を整える食物繊維やビタミン、カリウムなどのミネラルが多く含まれているほか、1日の摂取目標量を食べることで、循環器疾患による死亡リスクの低下にも関係があると報告されています*2

 まずは1日の食事に“プラス1皿の野菜・果物”から始めてみませんか。

*1 品川区「健康に関する意識調査」(令和6年3月)

*2 厚生労働省「健康日本21」(第三次)

1日に350グラム以上の野菜と200グラムの果物を食べることを心がけましょう!

野菜の目安

1皿約70グラムの野菜を1日に5~6皿

組み合わせの例
具だくさんのみそ汁 + 煮物 + サラダ + おひたし + 酢の物
組み合わせの例イラスト
果物の目安

1日に200グラム

100グラムの目安
キウイフルーツ1個 + バナナ1本 + かき1/2個 + りんご1/2個
果物の100グラム目安イラスト

※カリウム・糖質に制限のある方は、1日の摂取量について医師にご相談ください。

主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスのよい食事を!

 栄養を過不足なく摂取するには、いろいろな食べ物をバランスよく食べることが大切です。主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をとることで、自然に栄養バランスを整えることができます。

主食

ごはん、パン、めん類などの料理で、炭水化物を多く含み、体を動かすエネルギーのもとになります。

主菜

魚や肉、卵、大豆製品などを使ったおかずの中心となる料理で、血液や筋肉をつくるたんぱく質や脂質を多く含みます。

副菜

野菜や海藻、きのこなどを使った料理で、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含みます。

「しながわボウル」を区役所食堂で提供しています!

区とキユーピーが連携し、区役所食堂では月替わり(各月3日間限定)で、「しながわボウル」を提供しています。食堂はどなたでも利用できますので、ぜひ食べに来てください。

しながわボウルとは

1皿で野菜がたっぷりとれて、栄養バランスがよく、見た目も美しい、おいしそうなボウルスタイルの食事です。



共通

時間
午前11時~午後2時

※なくなり次第終了。

会場・場所
区役所食堂(第二庁舎2階)

※詳しくは、随時配信する区公式LINEなどでご確認いただくか、お問い合わせください。

減塩にチャレンジ!

塩分をとりすぎると、高血圧をはじめとした様々な病気のリスクが高まります*2。健康のために、めん類の汁は残す、しょうゆなどの調味料は料理の味を確認してから使う、調理の際はだしや減塩の調味料を使う、風味づけには香味野菜を使うなど、できることから減塩にチャレンジしてみませんか。

*2 厚生労働省「健康日本21」(第三次)

食事相談〔面談(予約制)・電話(随時)〕

栄養士が食事に関する相談に応じます。お気軽にご相談ください。

問い合わせ
品川保健センター(電話/03-3474-2902 FAX/03-3474-2034)
大井保健センター(電話/03-3772-2666 FAX/03-3772-2570)
荏原保健センター(電話/03-5487-1316 FAX/03-5487-1320)

問い合わせ

生活衛生課栄養管理担当(電話/03-5742-7124 FAX/03-5742-9104)

区ホームページの問い合わせフォームは下記QRコードから

問い合わせフォーム