2025年9月11日号 広報しながわ
動物は最後まで責任と愛情をもって飼いましょう
9月20日(土)~26日(金)は動物愛護週間です
動物愛護週間は、命ある動物の愛護と適正な飼育についての関心と理解を深めるための週間です。
飼い主には、動物の習性や生理をよく理解し、愛情をもって終生飼育する責任があります。この機会に、飼っている動物や身近にいる動物たちについて改めて考えてみましょう。
健康管理
日頃から動物の健康に気を配りましょう。寄生虫の駆除のほか、犬には狂犬病の予防注射を年に1回必ず受けさせ、区へ注射済票の交付申請をしてください。
不妊・去勢手術
繁殖を望まない場合は、不妊・去勢手術を受けさせましょう。手術をすると性質がおとなしくなるほか、生殖器系の病気の予防にもなります。
身元の表示
迷子になった動物の発見を容易にするため、名札や鑑札(かんさつ)などをつけ、飼い主の責任の所在を明らかにしましょう。
※4年6月の法改正により、犬と猫へのマイクロチップの装着・登録が義務づけられました。
災害への備え
災害が発生した際は人命第一ですが、避難する場合は事情の許す限り動物と一緒に避難してください。
避難先での生活に備え、普段から他の人や動物に慣れさせる、ケージに入る練習をする、決められた場所でトイレをさせるなどのしつけをしておきましょう。また、動物のための防災用品(5日分以上の食べ物と水など)も用意しておきましょう。
猫の飼育は屋内で
猫にとって屋外はウイルス感染や事故などの危険が多いため、屋内での飼育を徹底してください。家具の配置などを工夫することで、猫は心身ともに健康に過ごすことができます。
“犬の飼い主のマナー” あなたは大丈夫ですか?
散歩中に他の人をかんでケガをさせてしまう事故の報告が増えています。また、「鳴き声がうるさい」「フンが放置されている」などの苦情が区に寄せられています。飼い主は犬の習性をよく理解し、周囲に迷惑をかけないよう管理をお願いします。
マナーを守り、適切なしつけや管理をして、人も動物も気持ちよく暮らせるまちにしましょう。
しつけ
犬には狭い場所を好む習性があります。体がすっぽり収まり、足が伸ばせるくらいの広さのケージやサークルを用意し、犬が落ち着ける場所を作ってあげましょう。
また、犬は家族の中に順位をつける習性があるため、家族の中で犬は1番下の順位であると理解させる必要があります。飼い主の言うことをよく聞くようにしつけることは、むだ吠(ぼ)えなどの問題行動を防ぐほか、服従本能が満たされ、犬の精神的な安定にもつながります。
犬の本能と習性をよく理解し、適切なしつけをしましょう。
お散歩のマナー
- トイレは散歩の前に家で済ませましょう
家でトイレができるようになると病気やけが、猛暑や悪天候で散歩に行けない時にも役立ちます。散歩中にトイレをしてしまったら、フンは必ず持ち帰り、おしっこはシートで吸い取り、十分な量の水で流しましょう。
- リードでつなぐ
しつけをしていても犬は不意に突発的な行動をすることがあります。飼い主が犬をしっかりコントロールできるように、散歩中は必ずリードでつなぎましょう。
- お散歩の持ち物
散歩をする際は、飲み水、フン用の袋、おしっこを吸い取るためのシート・流すための水を持ち歩きましょう。
問い合わせ
生活衛生課管理係(電話/03-5742-9132 FAX/03-5742-9104)
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