2025年10月1日ふるさと納税特集号 広報しながわ
区民の皆さんからの寄附金を活用し、さまざまな施策に取り組んでいます
区では、区政全般の事業のための寄附も受け付けています。いただいた寄附は特定の取り組みに限定せず、区政運営に活用させていただきます。皆さんからのあたたかいご支援をお待ちしています。
ウェルビーイング予算
4つの政策領域ごとに寄附金を活用した取り組みを紹介します。
安全・安心を守る
23区初 トイレトラックの導入
区では、被災時に深刻化するトイレ問題を解決するため、断水時に水洗トイレとして使用できる自走可能な「みんな元気になるトイレ」(トイレトラック)を6年度に23区で初めて導入しました。
有事の際にはトイレトラックを迅速に活用するほか、「災害派遣トイレネットワーク」に参加することで、いざという時には全国の参加自治体が駆けつけ、支援し合う体制を確保します。

社会全体で子どもと子育てを支える
都内初 所得制限のない給付型大学奨学金の実施
学費が高額な医療系および理工農系の大学では、保護者に一定の所得があっても進学を断念せざるを得ないケースがあります。区では、都内初となる、所得制限のない給付型大学奨学金の取り組みを今年度から開始しました。
本奨学金は、家庭の経済状況にかかわらず、意欲ある学生を支援することで、自ら希望する進路を選択できる環境を整備し、将来の人材育成を後押しすることを目的に、若者が学びへの意欲を存分に発揮できる社会をめざしていきます。
※今年度の奨学金の申し込みは終了しました。

生きづらさをなくし住み続けられるやさしい社会をつくる
孤独・孤立対策 無料オンラインカウンセリングの導入
望まない孤独・孤立は心身の健康へ深刻な影響を及ぼします。区が実施した調査によると、区全体では約35%、若年層では約50%の方が孤独を感じていると回答しました。
区では、孤独・孤立対策として、悩みが深刻になる前に、一人で抱え込まず気軽に専門家に相談できるよう、今年度から精神科医が運営する専門的なカウンセリングがオンラインで受けられるサービス「マイシェルパ」を導入しました。

未来に希望の持てるサステナブルな社会をつくる
地域振興基金を活用した区民活動助成制度
魅力ある豊かな地域社会の実現をめざし、地域課題や社会的課題を解決するために活動しているNPO法人やボランティア団体が行う事業を対象に、活動資金を助成しています。
地域活動がより一層発展するよう、皆さんからお預かりした寄附を「地域振興基金」に積み立て、区民活動助成金の原資としています。
今年度は6事業が採択され、それぞれの団体が持つ専門性や強みを生かした活動の資金に活用されています。

あたたかいご支援ありがとうございました
6年度、品川区はふるさと納税*により、皆様から約26億円のご寄附をいただきました。
たくさんのご支援をいただき、ありがとうございました。
*遺贈・個人からの寄附を含みます。
問い合わせ
税務課ふるさと納税担当(電話/03-5742-3857 FAX/03-5742-7108)