2025年11月21日号 広報しながわ
豪雨災害を踏まえた対策の強化に迅速に取り組みます
豪雨災害対策強化
9月11日の大雨により、区内では多くの被害が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。区は、区民の生活を守るため、区独自の支援策を迅速に実施します。
激甚化している風水害の現状などを踏まえ、新たな施策を進めていきます。
1) 止水板(防水板)設置等助成の拡充
より多くの方に止水板を活用していただけるよう、助成額の引き上げや、助成対象を区内全域とするなど制度を拡充しました。
- 止水板設置時の様子

2) 溢水(いっすい)防止板の増設(立会川)
河川からの溢水を抑えるため、立会川鉄橋と立会川橋付近の溢水防止板の増設や、未施工区間への設置を行います。
- 溢水防止板施工例

3) 「暫定貯留施設」都知事に緊急の申し入れ容量倍増へ
区長より都知事に対し、浸水被害の軽減策として、立会川の「暫定貯留施設」の容量拡大について緊急の申し入れを行いました。東京都より、できる限り早期に「容量倍増」し対応するとの回答を得ました。
- 東京都の「暫定貯留施設」(立会川)

問い合わせ
1) 2):河川下水道課水辺の係(電話/03-5742-6794 FAX/03-5742-6887)
3):河川下水道課下水道整備係(電話/03-5742-6796 FAX/03-5742-6887)
突発的な豪雨災害に備えましょう~区では様々な取り組みを進めています~
突発的な集中豪雨などによる浸水被害を防ぐためには、日頃からの備えが大切です。浸水被害を軽減するため、助成制度を利用しませんか。
- 止水板(防水板)設置等助成
- 雨水利用タンク設置助成
- 雨水浸透施設設置助成
- 土のう置き場
制度内容を拡充しました
止水板(防水板)設置等助成
玄関や車庫の出入り口など、水が流入しやすい場所があるお宅などでは、止水板(防水板)があると安心です。
区では、より多くの方に止水板を活用していただけるよう、制度内容を見直し拡充しました。ぜひ設置をご検討ください。
※拡充は8年度末までの予定です。
- 拡充内容
| 内容 | 拡充前 | 拡充後 |
|---|---|---|
| 助成額(個人) | 設置費用の4分の3 | 設置費用の5分の4 |
| 助成額(法人) | 設置費用の2分の1(上限100万円〈区内〉) | 設置費用の5分の3(上限150万円〈区内〉) |
| 助成対象(建築物) | 標高5メートル以上の半地下建物などは対象外 | 区内全域の全ての建物 |
| 助成対象物(簡易型止水板) | 対象外 | 対象 |

区ホームページは下記QRコードから

雨水利用タンク設置助成
雨水利用タンクを設置することで、浸水被害の軽減につながるほか、植物の水やりや断水時などにも活用できます。
- 助成費用
- タンク購入費と設置工事費の合計の2分の1(上限5万円。そのうち設置工事費の上限は1万5千円)

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雨水浸透施設設置助成
宅地内のますや排水管を浸透式に変えることで、浸水被害の軽減や庭の水たまりの解消につながります。
- 助成費用
- 設置工事費の一部(上限54万円)

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助成制度の利用には事前申請が必要です。詳しくは区ホームページをご覧いただくか、お問い合わせください。
問い合わせ
河川下水道課水辺の係(電話/03-5742-6794 FAX/03-5742-6887)
「品川区総合治水対策推進計画」を改定しました
近年の気候変動による豪雨のさらなる頻発化や激甚化に対応するため、区では「品川区総合治水対策推進計画」を7年9月1日付で改定し、区内の治水対策に取り組んでいます。
詳しくは区ホームページをご覧ください

日頃から確認しておきましょう
土のう置き場
目黒川・立会川沿いを中心とした区内56カ所に、浸水防止用の土のうを用意していますので、ご利用ください。

詳しくは区ホームページをご覧ください

- 問い合わせ
- 道路課道路維持担当(電話/03-5742-6548 FAX/03-5742-6886)
問い合わせ
河川下水道課水辺の係(電話/03-5742-6794 FAX/03-5742-6887)
河川下水道課下水道整備係(電話/03-5742-6796 FAX/03-5742-6887)
区ホームページの問い合わせフォームは下記QRコードから
