2026年6月1日号 広報しながわ
 日頃の備えから、いざという時の行動まで風水害を知って備えよう

令和7年9月11日に発生した大雨を忘れない

 近年、台風や大雨による風水害は規模が大きくなり、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしています。昨年の9月11日、品川区全域が記録的な集中豪雨に襲われ、立会川沿い(暗渠(あんきょ)部分)や戸越銀座商店街の周辺など、区内の広範囲にわたり多数の被害が生じました。区では9月11日の浸水実績図を作成し、今後の風水害対策に役立てていきます。

 被害を最小限に抑えるためには、日頃からの備えと、いざという時に迷わず行動する力が欠かせません。今号では、日頃からできる準備と、災害発生時にとるべき行動をわかりやすく紹介します。自分や大切な人の命を守るために、今できることから始めてみませんか。

ジージョくんイラスト

昨年の豪雨災害時の様子(二葉一丁目付近)
二葉一丁目付近の豪雨災害時の写真
昨年の豪雨災害時の様子(大井一丁目付近)
大井一丁目付近の豪雨災害時の写真

令和7年9月11日浸水実績図

令和7年9月11日浸水実績図

 9月11日の豪雨(最大時間雨量約120ミリ)による浸水実績を町丁目別に表した図です。浸水ハザードマップとあわせて、自分の住んでいる地域を確認しておきましょう。

浸水ハザードマップは下記二次元コードから

区ホームページ

今からできる! 風水害への備え方

STEP 1 区の助成制度を利用していざという時に備えよう!

止水板設置等助成

 玄関や車庫の出入り口など、水が流入しやすい場所があるお宅などでは、止水板を設置しておくと安心です。区では、設置工事費の一部を助成しています。

止水板写真

助成額
個人:設置工事費の5分の4(上限100万円)
法人:設置工事費の5分の3(上限150万円)
雨水利用タンク設置助成

 屋根に降った雨水をタンクにためると浸水被害の軽減につながります。区では、タンク購入・設置工事費の一部を助成しています。

雨水利用タンク写真

助成額
タンク購入費と設置工事費の合計の2分の1(上限5万円。そのうち設置工事費の上限は1万5千円)
土のう置き場

 目黒川・立会川沿いを中心とした56カ所に、浸水防止用の土のうを用意しています。詳しくは区ホームページ(二次元コード)をご覧ください。

土のう置き場写真

区ホームページ

STEP 2 品川区防災ポータルサイト・アプリと品川区防災地図を確認しておこう

 防災地図の浸水ハザードマップで、自分が住んでいる地域と避難場所を事前に確認しておきましょう。また、避難情報の発令や避難場所の開設・混雑状況などをリアルタイムで確認できる「品川区防災ポータルサイト・アプリ」があります。お使いのパソコン、スマートフォンやタブレットで「お気に入り登録」やアプリのダウンロードをしておきましょう。

品川区防災ポータルサイト画面キャプチャ

品川区防災地図表紙

防災ポータルサイト・アプリは下記二次元コードから

区ホームページ

STEP 3 必要となる情報を収集しよう

風水害が発生しそうな場合…

 災害時は、状況が刻々と変わるため、正確な情報をいち早く入手することが命を守る行動につながります。どこが危険なのか、どこに避難すべきかを判断するためにも、以下の手段を活用して災害情報を入手しましょう。

防災ラジオを販売しています/電子申請

 防災行政無線の緊急放送(Jアラート、河川水位情報など)を聞き逃した場合でも、自動で受信し、自宅で聞くことができる防災ラジオを販売しています。

申込方法/問い合わせ
9年1月29日(金)(必着)までに、品川区電子申請サービス電話、申込書と必要書類をしながわ防災体験館(〒140-8715 品川区役所 電話・FAX/03-5742-9098)へ郵送

防災ラジオ写真

STEP 4 避難行動の目安となる防災気象情報を知っておこう

 大雨により洪水や土砂災害のおそれが高まり、避難が必要な状況になった際には、警戒レベルをつけて区から避難情報が発表されます。警戒レベル3は、高齢者や障害のある方、妊産婦や乳幼児がいる方など、避難に時間がかかる方は避難を開始するタイミングです。それ以外の方も、少しでも不安を感じたら早めに避難しましょう。

 なお、気象庁が発表する防災気象情報は、5月29日から変更されました。

風水害時の警戒レベルと具体的な行動内容

風水害時の警戒レベルと具体的な行動内容表

STEP 5 風水害時の4つの避難方法

状況に応じて最適な避難行動をしよう
屋内安全確保(垂直避難)
 以下の3つを満たしていれば、浸水の危険があっても自宅などで安全を確保することができます。
  • 家屋が頑丈で、洪水時に流される・倒壊するなどのおそれがない
  • 想定される浸水の深さ(浸水深)より居室が高い
  • 水が引くまで生活でき、食べ物・飲み物などの備えが十分にある
安全な親戚・知人宅など
安全なホテル・旅館
区が開設する避難場所・自主避難施設

※都営住宅などの共用部分(エレベーターホール・廊下など)に緊急避難をすることも可能です。

STEP 6 一歩ずつ生活再建を進めていきましょう

り災した場合…

 区では、風水害などの自然災害による住家や住家以外の建物の被害について、見舞金をお渡ししています。また、国や都からの公的支援を受ける際に必要なり災証明書を発行しています。り災証明書の申請には、災害による被害箇所の状況がわかる写真が必要となりますので、被害の様子をカメラやスマートフォンで撮影し、記録しておきましょう。

被害の様子をスマートフォンで撮影するイラスト

※詳しくは品川区防災ポータルサイト(二次元コード)をご覧ください。

品川区防災ポータルサイト

問い合わせ

防災課(電話/03-5742-6695 FAX/03-3777-1181)

区ホームページの問い合わせフォームは下記二次元コードから

問い合わせフォーム