2026年6月15日号 広報しながわ
【特集】迷わず使おう! AED
あなたの勇気で救える命があります
7月1日は「AEDの日」です
平成16年7月1日に、AEDの市民使用が認められました。
詳しくは区ホームページをご覧ください

はじめに。AEDとは?
AEDは、心臓がけいれんして血液を送れなくなる「心室細動」などの状態になった人に対して、電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器です。駅や学校、商業施設などに設置されていて、一般の人でも使えるように作られています。
特徴は、
- 音声ガイドで操作を案内してくれる
- 必要な場合だけ電気ショックを行う
- 専門知識や技術がなくても操作できる
という点です。

- 音声ガイドスピーカー
- 状況によりどんなことをすればよいのか、音声で指示します
- 液晶画面
- 音声で指示している内容が表示されます
- 未就学児/小学生~大人モード切替スイッチ
- 傷病者によってモードを切り替えることができます
※機種によって異なる場合があります。
心肺蘇生とAEDの使用方法
1) 倒れている人を発見したら
- 1. 周囲の安全を確認
- 2. 肩をたたき声をかけ、反応の有無を確認する
- 3. 反応がない・判断に迷う場合は大声で協力者を呼ぶ
- 4. 119番通報・AEDの搬送を依頼する
2) 呼吸の確認と胸骨圧迫
乳頭と乳頭の間のくぼんでいるところを5センチメートル沈む程度の強さで押します。胸骨圧迫30回、人工呼吸2回*のセットで繰り返します。
*必須ではありません。

1. 呼吸の確認
2. 普段どおりの呼吸がないと感じたら胸骨圧迫
3) 電極パッドを貼る
AEDが到着したら、パッドをシートからはがし、パッドの表にある案内表示のとおりに素肌に貼ります。金属類(アクセサリー、ブラジャーのワイヤー部分など)は、パッドに触れないように注意します。

1. 衣服を脱がす
2. パッドをシートからはがし胸部と脇腹部分に貼る
4) 「離れてください」の声かけ(心電図解析)
AEDが電気ショックが必要かどうかの解析を行うため、誰も触れていないかの確認をします。

1. 音声ガイド「体に触らないでください」
2. 周りに声かけ
5) 電気ショックを行う
解析の結果、電気ショックが必要な場合、誰も傷病者に触れていないことを確認し、音声に従いショックボタンを押します。

1. 音声ガイド「ショックボタンを押してください」
2. 電気ショックボタンを押す
6) 心肺蘇生を再開する
- 1. 胸骨圧迫30回、人工呼吸2回*のセットを繰り返す
- 2. 心電図解析(電気ショックの有無)
*必須ではありません。
※救急隊と交代するまで 2) 4) 5) を繰り返し行います。
AEDに触ってみよう・使ってみよう
しながわ防災体験館ではAED体験を行っています。5人以下であれば、予約不要でAED体験をできる時間帯もあります。
区役所にお越しの際は、お気軽にしながわ防災体験館(区役所防災センター2階)にお立ち寄りください。
※5人以下の場合でも、企業研修などで体験を希望する場合は、事前にお問い合わせください。

しながわ防災体験館
- 開館日時
- 火~金・日曜日午前9時~午後5時
※第3土曜日の翌日曜日、祝日、年末年始を除く。
- 場所
- 第二庁舎2階
- 問い合わせ
- 電話・FAX/03-5742-9098

AEDはどんな場所に設置されていますか?
AEDを区の施設のほか、コンビニエンスストアにも設置し、夜間や休日を問わず、24時間AEDを使える環境づくりを進めています。8月までにコンビニエンスストアの台数を153台に拡大予定。設置場所など詳しくは、品川区内地図情報「しながわMAP」をご覧ください。
しながわMAPは下記二次元コードから

AEDの主な設置場所
- 区では、5月末現在387台のAEDを区有施設やコンビニエンスストアなどに設置しています。
| 区役所 | 児童相談所 |
| 中小企業センター | オアシスルーム |
| 地域センター | IKUMOやしお(八潮子育て支援施設) |
| サービスコーナー | 家庭あんしんセンター |
| 荏原区民センター | 文化センター |
| 東大井区民集会所 | ウェルカムセンター原・交流施設 |
| 保健センター | SHIP(品川産業支援交流施設) |
| 公園(運動施設) | 創業支援センター(西大井、武蔵小山) |
| きゅりあん(総合区民会館) | しながわ観光協会(しなかんPLAZA) |
| 区立体育館 | 特別養護老人ホーム |
| 図書館 | 在宅サービスセンター |
| 品川歴史館 | シルバーセンター |
| 区立学校(小学校、中学校、義務教育学校) | ゆうゆうプラザ |
| 保育園 | ほっとサロン(荏原、西大井) |
| 幼稚園 | 清掃事務所 |
| 児童センター | しながわ水族館 |
| マイスクール | 区民斎場「なぎさ会館」 |
コンビニエンスストアの設置台数153台に拡大!
- 提携コンビニエンスストア



コンビニエンスストアでの目印はこれ!

AEDを多くの人が普通に使えるように
東京消防庁より出向している防災課職員(消防士)に聞きました
AEDを誰もが当たり前に使える世の中になったら、救える命は増えると思います。
しかし現状は、AEDは「目の前にあるけど、触るのが怖い」「使い方がわからない」という心理的・技術的なハードルが高いのが課題です。
そこで、知っておいてほしいポイントは以下の3点です。
自動で判断してくれる
パッドを貼ると、心臓の状態を解析し、電気ショックの必要性を自動で判断します。貼り付けたら、即電気ショックとはなりません。
操作手順を音声ガイダンスで誘導してくれる
AEDはしゃべります。操作手順は全て言語化され、次に行うべき行動を示してくれます。
救命できなかったとしても責任を問われた事例はない
AEDを含め、応急手当を行っても結果的に救命できなかった場合、法的な責任を問われるのではないかと心配になるかもしれません。法的な責任を直接定めた法律はありませんが、善意で実施した行為に関して、責任を問われることはないと考えられます。
救命講習について
救命処置についてさらに学んでみたい方は、各消防署で行っている救命講習にご参加ください。日程など詳しくは、区内各消防署のホームページをご覧ください。
品川消防署 (北品川3-7-31)
- 問い合わせ
- 電話/03-3474-0119 FAX/03-3458-1250

荏原消防署 (平塚3-16-20)
- 問い合わせ
- 電話/03-3786-0119 FAX/03-3787-8583

大井消防署 (東大井3-6-12)
- 問い合わせ
- 電話/03-3765-0119 FAX/03-3768-0119

使う・使わないの判断は?
倒れている人に対しては、まず次を確認します。
- 反応があるか
- 普通の呼吸をしているか
反応がなく、呼吸がおかしい・していない場合は、「119番通報」「胸骨圧迫(心肺蘇生)」「AEDを持ってくる」を始めます。AEDを「使うべきかどうか」はAED自身が判断します。迷ったらどうするか?「迷ったらAEDを使用する」が基本です。
電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下します。ぜひ、勇気をもって一歩を踏み出してみてください。

8月までに三角巾を配備します
傷病者へのプライバシー保護や、衣服を脱がす際のためらいなど、心理的な抵抗感を少なくすることができます。三角巾は、応急手当(止血・固定など)にも使用可能です。
※電気ショックの実施が最優先です。使用は必須ではありません。
- 区が設置したAEDの中に、三角巾を配備します。
- 電極パッドを貼ったあとに三角巾で胸部を覆います。


あなたにもすぐできることがあります

AEDの設置情報を皆さんで集めて共有するAED N@VIや、最寄りのAED検索機能、救命処置を学べる情報や内容が掲載されたアプリです。
※本アプリ内のAED設置場所は投稿型のため、しながわMAPの設置場所一覧とは異なる場合があります。
アプリのダウンロードは下記二次元コードから

日本AED財団
問い合わせ
健康課庶務係(電話/03-5742-6744 FAX/03-5742-6883)
区ホームページの問い合わせフォームは下記二次元コードから
